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不動産広告における『新築』の定義

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不動産広告における『新築』の定義

不動産取引の初心者

『新築』ってどういう意味ですか?

不動産の研究家

建築後1年未満で、かつ、使用されたことがない物件のことだよ。

不動産取引の初心者

建築っていつから数えるんですか?

不動産の研究家

造作工事が完了した時点から数えるんだ。

新築とは。

不動産業界で使われる「新築」という用語。不動産広告においては、建築後1年未満で、まだ使用していない物件が「新築」として表示できます。この際、建築経過年数のカウントは、建物が完成した時点から開始されます。

新築の定義

新築の定義

不動産広告における「新築」の定義とは、建物が初めて使用される状態のことを指します。未入居で、建築後居住されたことがなく、改修や増築もされていないことを意味します。ただし、モデルルームや展示場として使用された物件は、たとえ居住されていない場合でも新築には該当しません。

また、建築基準法によると、新築とは建築確認日から1年以内に完成した建物とされています。しかし、分譲マンションなどでは、建築確認日から1年を超えても販売が継続される場合があります。その場合でも、入居可能となる時点で居住者がいない物件であれば、「新築」と表示できます。

建築経過年数の起算点

建築経過年数の起算点

建築経過年数の起算点について、不動産広告では、「建築確認日から起算」とされています。建築確認とは、建物が建築基準法に適合しているかどうかを審査する行政手続きのことです。建物が完成してから起算するのではなく、建築計画が承認された時点から年数を計算します。これは、建物の完成まで時間がかかる場合でも、それまでの経過年数を考慮するためです。ただし、建築確認後に大幅な設計変更があったり、工事が長期にわたって中断したりした場合は、経過年数の起算点がずれることがあります。

造作工事とは

造作工事とは

造作工事とは、建物に後付けで取り付ける設備や構造物のことです。例えば、キッチンや浴室、トイレ、クローゼット、書斎などがあります。これらの造作物は、建物の構造に影響を与えない範囲で設置されます。そのため、賃貸物件や分譲マンションで、入居者が自分の好みに合わせて変更を加えることができるのが一般的です。造作工事は、居心地の良い空間づくりや収納スペースの確保に役立つため、不動産広告では重要なポイントとして記載されています。

中古物件との違い

中古物件との違い

中古物件との違い中古物件は、過去に人が居住または使用したことのある物件です。一方、新築物件は、まだ居住または使用されておらず、最初に購入または賃借する人が入居します。この違いは、物件の耐用年数や設備の更新・修繕費用などに影響します。一般的に、中古物件は新築物件よりも耐用年数が短く、設備の更新や修繕費用が高くなる傾向があります。

新築物件を購入するメリットとデメリット

新築物件を購入するメリットとデメリット

新築物件の購入には、メリットとデメリットの両方が伴います。

メリットとして、まず、真新しいピカピカの家に住めることが挙げられます。また、新築ならではの設備や機能が備わっていることが多く、快適な暮らしが期待できます。さらに、耐震性や断熱性に優れているため、安全で省エネな生活を送ることができます。

一方、デメリットとして、まず、購入費用が高いことが挙げられます。また、入居後しばらくは設備の不具合や建物の不具合が出る可能性があり、メンテナンス費用がかかることもあります。さらに、周辺環境が整っていない場合や、周囲に同時期に新築が立ち並ぶことで、騒音やプライバシーの問題が生じる可能性があります。

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