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斜面板とは?木造住宅でよく使われる建材

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斜面板とは?木造住宅でよく使われる建材

不動産取引の初心者

すみません、先生。『斜面板』ってなんですか?

不動産の研究家

斜面板とは、幅が6cm以上で横断面が台形状の板のことだよ。

不動産取引の初心者

台形状の板ってどういう形ですか?

不動産の研究家

一方の辺が長くて、もう一方の辺が短い三角形状を想像してみて。それを平らに倒したような形だよ。

斜面板とは。

「『斜面板』とは、不動産用語で、幅が6cm以上の台形状の板のことです。主に木造住宅で、内装の長押(化粧のために柱の上などに水平に取り付けられる板)として使われます。長押には、内法長押、あり壁長押、天井長押などの種類があります。」

斜面板とは何か?

斜面板とは何か?

斜面板とは何か? 斜面板は、木造住宅でよく使われる建材の一種です。耐力壁として使用され、風や地震などの外力から建物を守る役割があります。合板や構造用パネルといった薄い板を、筋交いや柱などの骨組みに斜めに張り付けて構成されます。斜めに貼ることで、水平方向からの力を受けても歪みにくく、建物の強度を確保します。

斜面板の役割

斜面板の役割

斜面板とは、傾斜した屋根や壁に用いられる建築材料で、木造住宅において広く使用されています。斜面板は、屋根や壁に一定の傾斜を与えることで、雨水の排出や風圧に対する抵抗力を高めます。これにより、建物の耐候性や耐久性を確保することができます。また、斜面板は屋根材や壁材を支える構造的な役割も担っており、建物全体の安定性を保ちます。

斜面板の種類

斜面板の種類

斜面板には、以下の3種類があります。

1) -合板タイプ- 薄い単板をクロスに重ね合わせて接着した最も一般的なタイプです。強度があり、幅広い用途に使用できます。

2) -パーティクルボードタイプ- 木材の粒子を接着剤で固めたタイプです。合板よりも安価ですが、強度はやや劣ります。

3) -ファイバーボードタイプ- 木材の繊維を圧縮して板状にしたタイプです。軽量で断熱性に優れていますが、強度が低いため、主に内装材として使用されます。

斜面板の用途

斜面板の用途

斜面板の用途

斜面板は、木造住宅において幅広く活用されています。その主な用途は以下の通りです。

* –外壁材– 斜面板は、杉やヒノキなどの木材を薄くスライスし、張り合わせた外壁材として使用されます。耐久性と美観を兼ね備え、日本の伝統的な建築様式でも用いられています。
* –屋根材– 斜面板は、屋根の表面材として利用されます。耐久性と防水性に優れ、多様なデザインに対応できます。
* –床材– 斜面板は、フローリングとして床材に使用されます。木の自然な風合いを生かしながら、耐摩耗性と耐衝撃性に優れています。
* –天井材– 斜面板は、天井を張る材料としても使用されます。吸音性と断熱性に優れ、室内を快適な環境に保ちます。
* –間仕切り材– 斜面板は、部屋を仕切る間仕切り材として活用されます。軽量で施工が容易なため、間取りの変更にも柔軟に対応できます。

斜面板のメリット・デメリット

斜面板のメリット・デメリット

斜面板のメリット

斜面板は、耐久性、耐震性、断熱性に優れています。斜め方向の繊維が外部からの衝撃を分散させるため、耐震性に優れ、地震時の建物の揺れを抑えることができます。また、斜めに入った繊維は空気層を形成し、断熱効果を高めます。

斜面板のデメリット

一方で、斜面板にはいくつかのデメリットもあります。まず、価格が高いことが挙げられます。一般的な合板よりも高価で、住宅のコストアップにつながります。また、加工が難しいという点もあります。斜めに入った繊維が切断を難しくするため、特殊な工具や技術が必要です。さらに、斜面板は重量があるため、取り扱いが大変になる場合があります。

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