住宅型有料老人ホームとは？介護付老人ホームとの違い

2024-03-25

住宅型有料老人ホームとは？介護付老人ホームとの違い

不動産取引の初心者

先生、『住宅型有料老人ホーム』はどういうものですか？

不動産の研究家

『住宅型有料老人ホーム』は、介護付有料老人ホームとは異なり、介護職員が常駐していない老人ホームだよ。

不動産取引の初心者

じゃあ、どんなサービスを受けられるんですか？

不動産の研究家

毎日の食事、部屋の掃除、最低限の身の回りのお世話、緊急時の対応だね。介護が必要な場合は、外部の介護サービス事業者に委託して、訪問介護などのサービスを受けられるよ。

住宅型有料老人ホームとは。

「住宅型有料老人ホーム」は不動産用語で、介護付き有料老人ホームとは異なり、介護職員が常駐していません。そのため、施設内で受けられるサービスは、食事の提供、部屋の清掃、基本的な身の回りの世話、緊急時の対応（一般的な家庭で行われるような、医師や看護師への連絡、救急車の要請など）に限定されます。ただし、介護が必要な場合は、外部の介護事業者に委託して、訪問介護などのサービスを必要に応じて利用できます。利用条件として、一般的には65歳以上で共同生活が可能であることが求められます。

住宅型有料老人ホームの特徴

住宅型有料老人ホームは、アパートや一戸建て住宅のような形態で運営されている施設です。入居者は自分で食事を作ったり、掃除を行ったりと、自立した生活を送ることができます。介護が必要な場合は、ホームのサービスを利用して対応が可能です。そのため、介護度が低い方や、自立した生活を続けたい方に向いています。

介護付有料老人ホームとの違い

介護付有料老人ホームと住宅型有料老人ホームは、どちらも高齢者が居住する施設ですが、提供されるサービス内容に違いがあります。住宅型有料老人ホームは、一般的な賃貸住宅と同様に、入居者が日常生活に必要なすべての家事を自分で行う形が基本です。一方、介護付有料老人ホームでは、入居者が必要に応じて食事、入浴、排泄といった介護サービスを受けることができます。介護付有料老人ホームは、主に要介護認定を受けた高齢者が利用する施設で、介護保険サービスを利用してサービスを受けることができます。また、介護以外のサービスとして、レクリエーション活動や健康管理などの支援も受けられます。このように、介護付有料老人ホームの方が、住宅型有料老人ホームよりもより手厚いサービスが提供されるという違いがあります。

住宅型有料老人ホームで受けられるサービス

住宅型有料老人ホームでは、介護サービスは提供されません。あくまでも居住の場を提供する施設です。食事の提供や生活支援、緊急時の対応などの生活全般に関するサービスが提供されています。また、レクリエーションや文化活動などのアクティビティの開催、健康管理や相談支援などのサービスもあります。ただし、介護が必要になった場合、外部の介護サービスを利用する必要があります。

介護が必要な場合の対応

介護が必要となった場合、住宅型有料老人ホームでは、居室内で介護サービスを受けることができます。ただし、提供される介護サービスの内容や範囲は施設によって異なるので、事前に確認しておく必要があります。また、24時間対応の介護サービスが必要な場合は、介護付老人ホームへの入居を検討したほうがよいでしょう。介護付老人ホームでは、専任の介護スタッフが24時間体制で入居者の介護にあたっています。