バタ角とは？建築現場でよく使われる用語を解説

2024-03-24

バタ角とは？建築現場でよく使われる用語を解説

不動産取引の初心者

バタ角という言葉について教えてください。

不動産の研究家

バタ角は、建築で型枠仮設補強などに使われる材のことです。端太（ばた）角が語源で、主にスギなどの安価な部類の角材が使われます。

不動産取引の初心者

なるほど。つまり、コンクリート打設時などに型枠を押さえて歪まないようにするためのものですね。

不動産の研究家

その通りです。また、重量物を仮置きするときの枕木としても使われたり、土留めや杭などにも利用されています。

バタ角とは。

建築現場で使われる「バタ角」とは、型枠を固定したり、仮設補強したりするために用いられる木材です。スギなどの安価な材で作られていて、大きさは10センチ角程度です。型枠の端部で使うため、「端（ばた）」角材と名付けられました。

建設現場では、コンクリートを型枠に流し込む際、型枠が変形しないようにバタ角で押さえます。また、重量物を仮置きするときに、本体に傷がつかないよう下に敷く枕木としても使われます。その他、土留めや杭などの用途にも活用されています。

バタ角の定義と意味

バタ角とは、建築現場でよく用いられる用語で、角材の一種を指します。その断面形状は、縦横の長さが等しく、つまり正方形をしています。材質は主に杉やヒノキなど、耐久性や加工性に優れた木材が採用されます。バタ角の主な用途は、建物の基礎部分や土台部分の補強材として使用されることです。その直角の形状と強度が、建物の構造を安定させ、長期間にわたって耐えられるように支えます。

バタ角の由来

バタ角の由来は諸説ありますが、最も有力な説は、その形がバターの塊に似ていることに由来しています。建築現場で使用する木材は、一般的に角材と呼ばれる角形の断面をしていますが、「バタ角」は角材の一種で、正方形をしています。その見た目がバターの塊に似ていることから、「バタ角」と呼ばれるようになりました。

バタ角の主な用途

バタ角の主な用途としては、仮設足場やコンクリート打設における型枠の支柱として使用されています。また、仮設材同士の固定や補強にも用いられ、建築工事において欠かせない資材となっています。さらに、イベントや展示会などの仮設構造物の組立にも活用されており、その汎用性の高さから幅広い用途で活躍しています。

バタ角の一般的なサイズ

バタ角は、一般的に40mm x 40mm x 4m、45mm x 45mm x 4m、50mm x 50mm x 4mのサイズで販売されています。建築現場では、40mm x 40mm x 4mのサイズが最もよく使用されています。その理由は、このサイズが強度と軽量さを兼ね備えており、足場や仮設構造物の建設に適しているからです。ただし、より高い支持力が必要な場合は、45mm x 45mm x 4mや50mm x 50mm x 4mのサイズが使用されることもあります。