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建設業の種類ってなに?

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建設業の種類ってなに?

不動産取引の初心者

建設業法で定められている建設業の種類について教えてください。

不動産の研究家

建設業法では、建設業を2つの一式工事業と26の専門工事業に分類しています。

不動産取引の初心者

一式工事業について説明してください。

不動産の研究家

一式工事業には、「建築(一式)工事業」と「土木(一式)工事業」があります。「建築(一式)工事業」は住宅建設などを請け負い、「土木(一式)工事業」は道路や橋梁、下水道工事などを請け負います。

建設業の種類とは。

不動産に関連する用語「建設業の種類」についてご説明します。

建設業の種類とは、建設業法で定められており、2種類の一式工事業と26種類の専門工事業があります。

まず一式工事業は、住宅建設などを丸ごと請け負う「建築(一式)工事業」と、道路や橋、下水道などの建設を丸ごと請け負う「土木(一式)工事業」に分けられます。

一方、専門工事業には、大工工事や左官工事のほか、足場工事やコンクリート工事を請け負う「とび・土工・コンクリート工事業」、外壁工事などを請け負う「石工事業」、屋根工事や電気工事業、空調や給排水設備を担当する「管工事業」などがあります。

建設業の種類ってなに?

建設業の種類ってなに?

建設業とは、建物やインフラ施設を建設する産業のことです。手がける規模や形態によって、以下のような種類に分類されます。

-総合建設業-
大規模な建造物を一括して請け負う最も一般的な建設業です。設計から施工まで一貫して行い、資金調達や管理も担います。

-専門建設業-
特定の分野に特化した建設業です。例えば、電気設備工事、建築設備工事、内装工事業などがあります。

-土木建設業-
道路、橋梁、ダムなどのインフラ施設の建設を行う建設業です。大規模な工事が多いのが特徴です。

-建築建設業-
住宅やビルなどの建築物を建設する建設業です。規模や構造によって、木造建築業、鉄筋コンクリート造業などに細分化されます。

-造園建設業-
公園や庭園などの緑地を造成する建設業です。植栽や景観設計などの専門知識が必要です。

一式工事業

一式工事業

-一式工事業-

一式工事業とは、一式契約を請け負う建設業者を指します。一式契約とは、施主と業者の間で、特定の工事を一定の金額で請け負う契約のことです。つまり、一式工事業者は、工事内容を細かく分けることなく、全体を請け負います。

一式工事業のメリットとして、工事が簡潔になりやすいことが挙げられます。また、業者と施主の間で価格交渉が少なくなるため、契約締結がスムーズに進みやすいという利点もあります。一方で、工事内容が曖昧になりやすいというデメリットもあります。そのため、一式工事業者は、工期や工法の調整が柔軟に行える必要があります。

専門工事業

専門工事業

建設業界にはさまざまな会社があり、専門工事業は、その中でも特定の工事に特化した業種です。この業者は、電気や水道などの設備工事を専門としており、建築工事業が建物全体の構造や躯体の建設を行うのに対し、設備の設計・施工・メンテナンスを行います。例えば、電気工事業は電気設備の配線や設置、水道工事業は水道管の敷設や給排水設備の設置・修理などを担っています。専門工事業は、建物内の快適な環境や機能性を確保するために欠かせない役割を担っています。

大工工事業

大工工事業

大工工事業は大規模建設から小規模改修まで、あらゆる種類の建物の建設と修理を担当する建設業の一分野です。彼らの主な仕事は、木材構造物の構築、屋根の張替え、建具の設置などです。大工はまた、建築図面を読み取り、適切な材料を選択し、安全手順に従う必要があります。大工工事業は、熟練した職人技、正確さ、体力が必要とされる、要求の厳しい仕事です。

電気工事業

電気工事業

電気工事業は、建設業における重要な分野であり、建物の電気設備の設計、設置、保守を行います。この分野では、電力量計の設置、配電盤やコンセントの接続、照明器具の取り付けなどが行われます。電気工事業者は、建物内の安全で効率的な電気システムの構築に不可欠です。彼らは、電気コードや規格に関する徹底した知識を有しており、あらゆるタイプの建物での電気設備の適切な設計と設置を確保します。さらに、電気工事業者は、既存の電気システムの保守と修理も担当し、建物が常に安全で効率的に機能するようにします。

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