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家の内部に関すること
折り上げ天井の粋 ~ 空間を彩る日本の伝統美 ~
折り上げ天井とは、天井の四隅が床に向かって傾斜している伝統的な日本の建築様式です。この傾斜した部分によって、天井が高く見え、空間がより広々とした印象になります。また、折り上げ天井には梁や柱が露出し、構造美が強調されています。 折り上げ天井は、室町時代から江戸時代にかけて、主に寺院や茶室などの格式高い建築物に取り入れられてきました。その後、民家にも取り入れられるようになり、現代でも伝統的な建築物だけでなく、モダンな建物にも採用されています。 -
家の内部に関すること
不動産用語解説:折り戸
折り戸とは、扉が折り重なって開閉する種類の扉です。扉がいくつかのパネルに分かれていて、ヒンジでつながっています。開くときは、パネルが蛇腹のように折りたたまれるため、省スペースで開閉できるのが特徴です。 -
構造・工法に関すること
乙種枠組材のすべてを解説!ツーバイフォー工法とのかかわりも
乙種枠組材とは、住宅や建築物の構造体として使用される木材製品です。一般的には、針葉樹の製材を加工して作られており、一定の強度と寸法精度が求められます。その特徴は、接合部に金属製の金物を用いて連結することで、堅牢で高い耐震性を持たせることができます。また、木材の持つ断熱性や調湿性などのメリットも併せ持ちます。なお、乙種枠組材は、住宅の在来工法では用いられず、ツーバイフォー工法をはじめとした枠組壁工法でのみ使用されます。 -
規制・制限に関すること
乙種防火戸とは?改正後の分類と性能の違い
乙種防火戸とは、火災時に煙や火炎の蔓延を防ぐ目的で設置される防火設備です。従来は3種類の区分がありましたが、2018年の消防法の改正により4種類に分類されました。 新たに設けられた「準耐火防火戸」は、従来の「耐火防火戸」に次ぐ耐火性能を備え、火災からの防御時間が60分となっています。また、「断熱防火戸」は、火炎や熱の伝達を遮断する能力を持ち、避難経路を確保する役割があります。一方、「非防火戸」は、防火性能を有さない扉で、防火区画の境界以外の場所で使用されます。 -
素材・材料に関すること
乙種構造材:その定義と住宅における役割
乙種構造材の定義とは、建築基準法で定められた非構造部で使用される部材を指します。非構造部とは、柱や梁などの主要な構造部以外の部材であり、建物の安定性や強度には影響しない部分です。乙種構造材の例としては、内装材、仕切り壁、吊り天井、建具などが挙げられます。 -
構造・工法に関すること
屋内火災保有耐火時間とは?住宅で重視するべきポイント
屋内火災保有耐火時間とは、屋内における火災の発生から、建物が崩壊または延焼により住居機能を失うまでの耐えられる時間です。屋内火災が発生した場合、建物の構造や材料の耐火性能によって、延焼や崩壊に対する耐性が異なります。住宅においては、火災時に発生する煙や熱から住人の命と財産を守るために、屋内火災保有耐火時間を重視する必要があります。耐火時間が長いほど、住人が避難したり、初期消火を行ったりするまでの余裕が生まれ、安全性が向上します。 -
規制・制限に関すること
屋上突出物の高さの算入・不算入とは?
屋上突出物とは、建物の屋上部分から突き出た構造物のことであり、その高さは建築基準法において明確に定義されています。屋上突出物は、避雷針や給気塔、換気塔など、建物の機能上必要な構造物が含まれます。ただし、規定に基づいて高さの計算から除外されるものもあります。 -
規制・制限に関すること
屋上ペントハウスの高さの算入・不算入とは?
-ペントハウスの定義- 屋上ペントハウスは、建物の最上階に位置する、独立した住居ユニットです。通常、屋上テラスまたはバルコニーを備え、広々とした間取りと眺望の良さが特徴です。ペントハウスは、高級住宅として扱われ、他の住居タイプよりも一般的に高価です。ただし、建築基準法の観点では、ペントハウスを建物の高さに算入するか否かはケースバイケースで判断されます。 -
規制・制限に関すること
屋外階段の床面積への不算入とその注意点とは?
容積率とは、敷地の面積に対する建築物の延床面積の割合を表す指標です。都市計画や建築基準法で定められており、容積率を遵守することで、都市の過密化や環境への負荷を抑制することができます。 -
構造・工法に関すること
「屋外火災保有耐火時間」とは?
「屋外火災保有耐火時間」とは、建築物の屋外の部分に炎や高温が直接当たった場合、その部分を構成する材料が火災後一定時間耐火性を保つ能力を指します。この耐火時間は、火災時の避難時間を確保するために重要であり、構造体の安定性や延焼防止を図るうえでも重要な要素とされています。建築基準法では、屋外の部分について、火災による直接の炎や高温にさらされるおそれのない構造以外は、一定の耐火時間を有する構造として規定されています。 -
素材・材料に関すること
欧州オーク:建築からウイスキーまで
欧州オークとは、ヨーロッパ原産の広葉樹の一種です。学名は「Quercus robur」といい、コナラ属に分類されています。その特徴的な大きさと広葉樹林を形成する能力で知られています。 欧州オークの材は、その強さと耐久性で古くから建築や家具作りに使用されています。その緻密な木目は、細部まで精巧な装飾を施すのに適しています。また、ウイスキーの熟成に使用される樽の主要な材料にもなっています。樽が年月をかけて熟成する過程で、オーク材に含まれるタニンやその他の成分がウイスキーに独特の風味と色を加えます。 -
構造・工法に関すること
【横架材とは】耐震性に欠かせない建物の重要な骨格
横架材とは、建物を構成する水平方向の部材で、壁と壁の間を結ぶ役割を担います。その主な目的は、地震などの横揺れ力に対して建物の耐震性を確保することです。横架材には、耐力壁、ブレース、ラーメンなど、さまざまな種類があり、建物の構造や規模に合わせて選択されます。 -
家の内部に関すること
押入れエレベーターで快適な生活
押入れエレベーターとは、押入れスペースに後付けで設置できるエレベーターのことです。荷物の上げ下げや、高齢者やお身体の不自由な方の昇降を補助する役割があります。一般的なエレベーターと異なり、押入れのスペースを活用して設置するため、住空間を圧迫せず、省スペースで設置が可能です。 -
素材・材料に関すること
押し角とは?用途とメリットを解説
押し角とは、物体と物体の間に挟んで固定したり、隙間を埋めたりするために使用される楔状の部材です。主に金属やプラスチックなどの硬い素材で作られており、形状は三角形や台形をしています。押し角は、機械部品の固定、家具の組み立て、配管の接続など、さまざまな用途に使用されています。 -
取引に関すること
親子2世代ローンとは?仕組みとメリット・デメリット
親子2世代ローンは、親と子供が共同で住宅を購入する際に利用できるローンの制度です。親が連帯保証人として子供のローンの返済を保証することで、子供がより有利な条件で借り入れを行うことができます。具体的には、金利が低く設定される、借入限度額が拡大される、といったメリットがあります。 -
取引に関すること
おとり広告ってなに?その被害と見分け方を徹底解説
-おとり広告とは?- おとり広告とは、事業者が消費者の興味をそそるような低価格や魅力的な条件を宣伝し、消費者を誘き寄せる広告のことです。しかし、実際には店頭へ行くと、宣伝されていた商品が品切れだったり、条件が異なっていたりして、消費者が期待していたものとは異なる状況に陥ってしまいます。 -
家の内部に関すること
織物襖紙とは何か?その種類と特徴
-襖紙とは何か- 襖は、障子と共に日本伝統建築で用いられる建具の一種です。障子は半透明の紙を張り、採光や風通しを確保するのに対し、襖は厚手の紙を張り、部屋の仕切りや目隠しの役割を果たします。襖紙は、襖に貼られる紙のことで、障子紙とは異なり、厚手で丈夫なのが特徴です。また、襖紙は装飾的な要素も持ち、様々な色や柄があり、部屋の雰囲気を演出するのに役立ちます。 -
素材・材料に関すること
不動産用語『小楢』とは?特徴や用途を知ろう
-小楢とは?- 小楢とは、ブナ科コナラ属の落葉高木のことで、山地に自生しています。コナラの仲間ですが、コナラよりも小ぶりで、高さは20m前後、直径は60cm程度です。葉は卵形で縁に鋸歯があり、秋には鮮やかな黄色に紅葉するのが特徴です。また、どんぐりを生み、そのどんぐりはマテバシイと呼ばれる食用種です。
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