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素材・材料に関すること
枝下高とは?良質な木材の条件
枝下材は、木の幹を支えるために枝を付けたまま成長した部分で、枝が切り落とされた後に形成されます。一般的に、枝下高が高いほど良質とされ、それは以下の理由からです。 枝下高が高いと、枝下材は枝の分岐がなく、節が少ない直線的な形状を保ちます。節は木材の強度を弱め、腐敗の原因となる可能性があります。また、枝下高が高いと木の幹が太く成長し、樹齢を重ねることで、枝下材はより密度の高い強固な材木になります。逆に、枝下高が低いと、節が多く、材木として利用できる部分は細くなり、強度も落ちます。 -
家の外部に関すること
エントランスの基礎知識
エントランスとは、建物において、人が出入りする主要な通路のことです。一般的に、建物の正面玄関を指し、建物の顔や第一印象を形作る重要な空間とされています。エントランスは、来訪者の最初の出迎えの場となるため、建物の用途やイメージを反映したデザインが求められます。また、動線を考慮した設計や、セキュリティ対策、快適性も重要な要素です。エントランスは単なる通路ではなく、建物全体の雰囲気や機能に影響を与える重要な空間なのです。 -
素材・材料に関すること
エンジニアリングウッドとは?環境に優しい木質系材料
エンジニアリングウッドとは、天然木材から作られた加工木材です。一般的な木材よりも強く、耐久性があり、寸法安定性に優れています。また、環境にも優しく、天然資源の枯渇を防ぎます。エンジニアリングウッドは、木材チップや繊維を接着剤で固めて作られるので、木材の強さと加工のしやすさを兼ね備えています。 -
素材・材料に関すること
エンジニアードウッドとは?種類と特徴を解説
エンジニアードウッドとは、複数の木材層を接着剤で重ね合わせて作られた複合木質素材です。これにより、優れた強度、安定性、耐水性を実現しています。表面には本物の木材の削り出しや木目模様のプリントが施されており、見た目は天然の木材とほとんど変わりません。 -
素材・材料に関すること
蝦夷松とは?用途や特徴を徹底解説
-蝦夷松の特徴- 蝦夷松の特徴的な外観は、その魅力の一つです。枝葉が密に生え、葉は細くて柔らかく、針状で灰緑色をしています。樹皮は暗褐色で、縦に亀裂が入っています。また、成長が遅く、時間が経つにつれて独特の風貌を醸し出します。 耐寒性に優れていることも蝦夷松の特徴です。北海道などの寒冷地でも生育でき、日本の本土では北限の針葉樹として知られています。また、耐潮風性もあり、海岸近くでも丈夫に育ちます。 さらに、適応する土壌を選びません。酸性土から中性土まで、幅広い土壌で生育できます。このため、さまざまな環境で利用される万能な針葉樹と言えます。 -
規制・制限に関すること
不動産用語徹底解説!エレベーターシャフトの扱い
エレベーターシャフトの床面積への算入・不算入とは、不動産用語でよく使われる概念です。エレベーターシャフトとは、エレベーターが上下する垂直の空間のことで、床面積に算入されるかどうかは物件の用途によって異なります。 住居用建物では、一般的にエレベーターシャフトは床面積に不算入されています。一方、事務所や店舗などの商業用建物では、エレベーターシャフトは床面積に算入されるのが一般的です。ただし、用途によって例外もあり、例えば、店舗の一部に居住スペースがある場合、その居住スペースのエレベーターシャフトのみ床面積に不算入されることもあります。 -
家の内部に関すること
エレベーターの仕組みと種類を徹底解説
-エレベーターとは?- エレベーターとは、建物の異なる階層を移動するための垂直輸送装置のことです。近年では日常生活に欠かせない設備となっており、オフィスビルや高層マンション、ショッピングモールなどで幅広く利用されています。エレベーターは、建築物のバリアフリー化にも貢献しており、車椅子やベビーカーでの利用にも配慮されています。 -
素材・材料に関すること
エポキシ補修剤の基礎知識
エポキシ補修剤とは、合成樹脂の一種であり、2種類の成分を混ぜ合わせて使用する接着剤や補修剤です。エポキシ樹脂と硬化剤で構成されており、混ぜ合わせると硬化して強固な接着力を発揮します。エポキシ補修剤は、金属、プラスチック、木材、コンクリートなどのさまざまな素材の接着や補修に用いられます。耐水性、耐熱性、耐薬品性に優れ、硬化後は高い強度を有します。 -
構造・工法に関すること
エポキシ樹脂注入基礎補修工事とは?
-エポキシ樹脂注入基礎補修工事とは- エポキシ樹脂注入基礎補修工事は、建物の基礎に発生したひび割れや空洞を補修する工法です。エポキシ樹脂は非常に高い接着力と強度を持つ合成樹脂で、ひび割れや空洞に注入することで構造の安定性を向上させます。この工法は、建物の基礎にひび割れや空洞が発生した場合に、基礎の強度を回復して建物の沈下や傾きを防ぐために使用されます。 -
取引に関すること
エスクローとは?安全な不動産取引を実現する仕組み
エスクローの語源は、中世フランス語の「escrow」まで遡ることができます。これは、信頼できる第三者(預託者)に書類や資金を預けるという行為を意味する名詞でした。この制度は、相手が契約の義務を果たすまで、預託者が財産を安全に保管するというものでした。 -
家の外部に関すること
エクステリアプランナーとは?
エクステリアプランナーの役割とは、建物の外構や庭など、家の周りの空間を設計し、生活者の快適性や美観を向上させることです。具体的には、エクステリアプランナーは以下を行います。 * 敷地調査土地の形状、日当たり、高低差などの条件を確認。 * プランニング生活動線、機能性、意匠性を考慮したレイアウトの提案。 * 素材選定エクステリアの素材を質感、耐久性、経年変化を考慮して選定。 * 施工監理プラン通りに施工されているかを確認し、必要に応じて調整を行う。 -
家の外部に関すること
エクステリアデザイナーの役割と求められる資格
エクステリアデザイナーとは、建物の外装や周辺環境の設計を手がける専門家です。建物本体の外観や庭、駐車場、照明などの設計を担当し、建物の機能性だけでなく、美観や周辺環境との調和も考慮します。エクステリアデザインは、建物の第一印象を左右し、利用者の快適性や街全体の景観にも大きく影響するため、重要な役割を担っています。エクステリアデザイナーは、建築設計や造園、景観設計などの知識を有し、建築家やランドスケープアーキテクトと協力して、最適なデザインを提案します。 -
家の外部に関すること
エクステリアとは?住宅の外まわり全般を指す用語
-エクステリアの定義- エクステリアとは、住宅の外まわり全般を指す用語です。具体的には、屋根、外壁、玄関扉、窓、バルコニー、カーポート、塀、門扉などが含まれます。これらの要素は、建物の外観だけでなく、住み心地や機能性にも大きく影響を与えます。エクステリアは、建物の印象を左右するだけでなく、防風・遮音・断熱などの機能面でも重要な役割を果たしているのです。 -
構造・工法に関すること
エキスパンションジョイントのわかりやすい解説
エキスパンションジョイントとは、建物の構造を外部からの熱や振動による損傷から守るために使用される特別な構造要素です。このジョイントは伸縮性と弾力性のある素材で作られており、建物が熱膨張したり収縮したりする際に伸縮することができ、構造にたわみが生じないようにします。エキスパンションジョイントは、建物がひび割れや損傷を受けないようにするための重要な役割を果たしています。 -
省エネ・エコに関すること
省エネ住宅の仕組み『エアサイクルシステム住宅』
エアサイクルシステム住宅とは、自然エネルギーを効率的に利用した省エネ住宅です。外部の空気を取り入れて床下や壁の中で循環させ、冷暖房として利用します。夏は涼しい外気を床下から取り込み、冬は暖かい室内の空気を床下に排出することで、冷暖房に消費するエネルギーを大幅に削減できます。さらに、空気循環によって換気も促進され、快適かつ健康的な住環境が保たれます。 -
構造・工法に関すること
遠心力RC杭とは?建築基準法に基づく基礎杭の選択
遠心力RC杭とは、遠心力を使用してコンクリート杭を製造する方法を用いた杭基礎の一種です。この工法では、回転する遠心力成型機にコンクリートを流し込み、遠心力でコンクリートを圧密して高品質の杭を製作します。遠心力によってコンクリート中の空隙が減り、耐久性や強度が増加します。また、この工法では鋼製の型枠を使用するため、プレキャストコンクリート杭に比べて形状や寸法の自由度が高く、設計の柔軟性にも優れています。 -
素材・材料に関すること
縁甲板とは?日本建築に欠かせない部材
縁甲板とは、日本建築で建物と庭をつなぐ重要な部材です。玄関や縁側など、建物と外部の境界部に設けられ、室内と屋外のスムーズな移動を可能にします。 縁甲板の種類は、使用する材料によって異なります。伝統的な日本建築では、ヒノキやスギなどの無垢材が用いられますが、近年では耐久性の高いハードウッドや人工木材も使用されています。また、形や寸法もさまざまあり、シンプルなものから装飾的なものまで幅広くあります。 -
規制・制限に関すること
沿道地区整備計画とは?仕組みやメリットを解説
-沿道地区整備計画の概要- 沿道地区整備計画とは、鉄道やバスなどの沿線に沿った区域を対象に実施される都市計画です。駅を中心とした一定の範囲を対象区域とし、交通利便性の向上、地域経済の活性化、居住環境の改善などを目的として実施されます。 計画では、沿線沿いの土地利用や道路網、公園・緑地などの整備方針が定められます。これにより、混雑緩和やバリアフリー化の促進、商業施設や住宅地の整備などの開発が進められます。沿道地区整備計画は、都市の持続的な発展や沿線の魅力向上を図る上で重要な役割を果たしています。 -
規制・制限に関すること
沿道地区計画とは?不動産用語を解説
沿道地区計画とは、沿道の空間的・景観的環境を保全・整備するための計画です。主要な道路や鉄道に沿った地域に指定され、沿道に面する建物の高さ、形態、色彩などを規制することで、沿道の景観の調和や連続性を確保することを目的としています。沿道地区計画によって、景観に配慮したまちづくりが行われ、道路や鉄道沿線の景観が保たれるようになります。 -
取引に関すること
不動産用語「延納」の仕組みと手続き
「延納の仕組みとは」 延納とは、土地や建物の購入代金の一部を、購入時から一定期間後に支払う制度のことです。一般的に、購入代金の5割程度を頭金として支払い、残りの5割を数年間かけて分割払いしていきます。延納を利用することで、まとまった資金を用意せずに不動産を購入することが可能になります。ただし、延納期間中は金利が課され、最終的な支払額は頭金のみで購入する場合より多くなります。 -
規制・制限に関すること
延焼等危険建築物に対する除却勧告の知識
「除却勧告」とは、建物の延焼や倒壊の恐れがあり、人や財産に危害が及ぶと認められる場合、地方自治体が建物の所有者に対して行う行政処分のことです。この勧告は、建物の危険性を解消するために建物の除却を求めるものです。除却勧告を受けると、所有者は一定の期間内に建物を自ら除却する必要があります。期間内に除却が行われなかった場合、地方自治体が強制的に除却を行うことができます。 -
規制・制限に関すること
延焼のおそれのある部分とは?建築基準法で定める防火措置
防火対策を講じる必要がある「延焼のおそれのある部分」とは、建築基準法で定められている特定の部位や構造のことです。具体的には、隣接する敷地との境界線から1メートル未満にある開口部、外部から直接出入りできる階以外の最上階の開口部、また、隣接する敷地との境界線から3メートル未満にある建物の側面に設けられた開口部などが該当します。 -
規制・制限に関すること
必見!不動産用語『延焼』の基礎知識
延焼とは、建物火災が周囲の建物に飛び火し、燃え広がる現象を指します。延焼を防ぐために、建物の構造や周囲との距離などの防火対策が重要です。延焼を防止するための基準や規制が定められており、建築基準法や消防法などで規定されています。 -
構造・工法に関すること
液状化現象のしくみと対策
液状化現象のメカニズムとは、地震の大きな揺れによって地下の土が水と混ざってドロドロの状態になる現象を指します。この状態になると、地盤が不安定になり、建物や橋などの構造物が大きく傾いたり、沈んだりすることがあります。液状化が発生しやすいのは、砂質のゆるい地盤で、水位が高い場所などです。揺れが強くなると、砂粒の間にあった水が圧縮され、砂粒が動いて液状化が発生します。
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