防火設備– tag –
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規制・制限に関すること
「準遮炎性能」とは?
「準遮炎性能」とは、建築基準法で定められた基準を満たす建材の性能のことです。この基準は、火災時において、建材が一定時間火炎の侵入を遮断する能力を規定しています。準遮炎性能を持つ建材には、壁、床、天井などが該当します。火災時に建物の構造体を保護し、火災の拡大を防止することが目的です。 -
規制・制限に関すること
型式適合認定制度の基礎知識
型式適合認定制度とは、特定の製品が一定の規格や基準を満たしていることを証明する制度です。この制度は、製品の安全性を確保し、消費者に安全で信頼できる製品を提供することを目的としています。型式適合認定では、製品の設計や製造プロセスが認定規格に適合しているかどうかを審査機関が審査し、適合していると認められた製品には型式適合認定書が交付されます。この認定書があれば、製品が認定規格を満たしていることが保証され、国内外で広く流通させることができます。 -
規制・制限に関すること
防火扉とは?種類や構造の違いを解説
防火扉の定義 防火扉とは、火災発生時に延焼を防ぎ、避難経路を確保する目的で設置される扉です。建築基準法で定められており、一定の耐火性能を有している必要があります。防火扉は、建物内の火災発生時の火勢を一定時間遮断し、延焼を抑える役割を担っています。さらに、避難経路を確保するため、火災時に開閉可能で、煙の侵入を防ぐ機能も備えています。 -
規制・制限に関すること
建築基準法で定める『防火措置』を徹底解説!
建築基準法で定める「防火措置」とは、火災の発生を予防したり、火災による被害を軽減するための措置のことです。火災は、日常生活を送っていると誰もが遭遇する可能性のあるリスクです。そのリスクを軽減するために、建築基準法では建物に防火性能を確保するよう義務付けています。防火措置には、建物の構造や設備、避難経路などに関する様々な規定が含まれ、建物が火災に対して安全であることを担保しています。 -
規制・制限に関すること
不動産用語『防火設備』とは?
-防火設備とは?- 防火設備とは、火災の発生を防ぐための設備や器具のことです。火災を初期消火したり、延焼を防止したりするために、建物に設置されています。 防火設備には、消火器やスプリンクラーなどの消火設備、煙や熱を感知する火災報知器、火災を閉じ込める防火扉などの避難設備、火災時に安全に避難するための非常用照明や誘導灯などの避難設備など、さまざまな種類があります。 -
規制・制限に関すること
「防火雨戸」とは?その仕組みと役割を解説
防火雨戸とは、火災時に発生する熱や炎、煙の侵入を防ぐために設置される建築設備です。不燃材料で構成されており、火災時に締め切ると、火災室と避難路との間に耐火性のある遮蔽壁を形成します。これにより、建物内部への火災の拡大を遅らせ、避難者の安全を確保します。また、煙の侵入を防ぐことで、避難路を確保し、煙による窒息や中毒を防ぐ効果があります。 -
家の外部に関すること
防火シャッターとは?種類や設置場所、操作方式を解説
防火シャッターの役割と性能 防火シャッターは、主に火災時に延焼を防ぐことを目的としています。建物内の特定の開口部(ドアや窓など)に取り付けられ、火災が発生した際には自動的に閉鎖して火の回りを防ぎます。 また、防火シャッターには断熱性能があり、火災時に発生する熱の伝達を抑制することができます。これにより、火災の拡大を遅らせ、避難時間を確保したり、建物構造の損傷を軽減したりします。さらに、防火シャッターは煙の拡散を防止する煙制御性能も有しています。 -
規制・制限に関すること
保有遮炎時間とは?建築基準法で定められた耐火性能
保有遮炎時間とは、建築基準法で定められた耐火性能の指標の1つです。火災が発生した場合、構造体がその機能を保持する時間を指します。具体的には、火災の熱と炎から構造体を遮断し、延焼を抑制する時間のことです。保有遮炎時間を長く設定することで、火災における構造体の耐火性を高め、建物の安全性を確保することができます。 -
規制・制限に関すること
甲種防火戸とは?
甲種防火戸とは、耐火構造の開口部をふさぐために設置される扉やシャッターです。 火災が発生した場合、甲種防火戸が閉じられることで、火災の拡大を抑え、開口部から火炎や煙が侵入するのを防ぎます。 甲種防火戸には、防火扉、防火シャッター、防火ダンパーなどの種類があり、建物の用途や開口部の構造に応じて適切なものを使用します。 -
規制・制限に関すること
乙種防火戸とは?改正後の分類と性能の違い
乙種防火戸とは、火災時に煙や火炎の蔓延を防ぐ目的で設置される防火設備です。従来は3種類の区分がありましたが、2018年の消防法の改正により4種類に分類されました。 新たに設けられた「準耐火防火戸」は、従来の「耐火防火戸」に次ぐ耐火性能を備え、火災からの防御時間が60分となっています。また、「断熱防火戸」は、火炎や熱の伝達を遮断する能力を持ち、避難経路を確保する役割があります。一方、「非防火戸」は、防火性能を有さない扉で、防火区画の境界以外の場所で使用されます。
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