不動産の「工事費一式」とは?落とし穴と対策を解説
-工事費一式とは?-
不動産取引において「工事費一式」とは、特定の工事内容や材料を指定せずに、一括で価格が設定されているものを指します。つまり、必要な工事のすべてが費用に含まれているため、施工内容の変更や追加があると追加費用が発生する可能性があります。
工事費一式は、施工内容が決まっていない、または決められない場合に利用されます。例えば、建物の老朽化具合や、耐震補強が必要かどうかが不明確な場合などです。ただし、工事費の明細が提示されていないため、契約後になって追加費用が発生し、トラブルになるケースもあります。