不燃材料徹底解剖:定義から種類まで
不燃材料の定義
不燃材料とは、国土交通大臣が定める一定の条件を満たした材料のことです。火災が発生した場合に燃え広がりにくく、火災を拡大させない性質を有しています。不燃材料の条件は、建築基準法施行令第121条の2第1項に定められています。具体的には、次の3つの条件をすべて満たす材料が不燃材料とされています。
1. 火炎を当てたときの表面の平均発熱量が50kJ/m²以下であること
2. 燃焼が20分以内に終了すること
3. 燃焼時に有毒なガスをほとんど発生しないこと