ぬいつけ打設とは?基礎の増設・一体化工事の手法を解説
ぬいつけ打設とは、既存の基礎構造物に新たにコンクリートを打設して増設または一体化する工事手法のことです。基礎の補強、増築、地盤改良などに用いられます。既存の基礎と新たなコンクリートを強固に接続するため、「ぬいつけ」という名称で呼ばれています。
ぬいつけ打設では、既存の基礎を削り取り、鉄筋を接続して型枠を組んでコンクリートを流し込みます。適切な施工を行うことで、既存の基礎と新たなコンクリートの間に継目がなく、一体感のある構造を構築できます。これにより、増設部分の強度を確保し、既存の基礎との一体化を図ることができます。