わかりやすく解説!不動産用語『河川法』
「河川法」は、河川の保全と管理に関する法律です。その目的は、河川の洪水や氾濫から人々の生命や財産を守ることであり、また洪水などの災害を防止し、河川を安全かつ有効に利用することを目指しています。
この法律が対象としている河川は、主に以下の3種類に分けられます。
* 一級河川 国土交通大臣が指定した重要な河川で、洪水など災害が起きて大きな被害が出る恐れがある河川。
* 二級河川 都道府県が指定した、一級河川に次いで重要な河川で、災害リスクはあるものの、一級河川ほどではない河川。
* 準用河川 市町村が条例で指定した河川で、災害リスクは小さいが、安全確保や利便性向上のため河川法を適用している河川。