根抵当とは何か?仕組みと特徴を解説
根抵当の定義とは、不動産を担保として設定する物権のことです。債権者が債務を履行しない場合、担保として提供された不動産を処分して債権の回収を図ることができます。根抵当権は、不動産に対する最も強力な物権であり、たとえ第三者がその不動産を取得したとしても、根抵当権はそのまま存続します。
根抵当の仕組みは次のとおりです。債権者は、債務者から不動産を提供してもらい、その不動産に根抵当権を設定します。根抵当権の設定には、債権者と債務者の合意と、不動産の所在地を管轄する法務局への登記が必要です。登記が完了すると、根抵当権は不動産に付着し、公示されます。