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素材・材料に関すること
輸入材って何? 知っておきたい基礎知識
輸入材とは、海外から日本に持ち込まれた木材のことです。国内で生産される木材では対応できない需要を補ったり、特有の性質や用途を持つ木材を入手したりするために輸入されます。主に、北米、東南アジア、ヨーロッパなどから輸入されており、さまざまな種類やグレードがあります。 -
素材・材料に関すること
木材の芸術的特徴「泡杢」
泡杢とは、木材に現れる独特の杢目のことです。泡のように細かい気泡が浮かんだような模様が特徴で、その名が付けられました。この杢目は、樹木が傷ついた際に防御反応として形成します。泡杢は、主にケヤキ、ナラ、ブナなどの広葉樹で見られます。木材を加工する際には、泡杢が製品の美観に影響を与えるため、避けるケースもあります。しかし、泡杢を積極的に取り入れることで、独特の芸術的な表現を可能にします。 -
素材・材料に関すること
建材業界用語『逆目』とは?
建材業界において、「逆目」とは、木材の木目が通常の成長方向とは逆向きになっている状態を指します。逆目は、木材を加工する際に発生することが多く、木目の美観を損なったり、強度を低下させたりする可能性があります。逆目は、主に以下のような特徴を持っています。 * 木目が荒く、ざらざらしている * 木目が波打っている * 木目が浮き上がっている * 強度が低下する -
素材・材料に関すること
環孔材とは?
環孔材の特徴は、細胞の配列に由来します。年輪の内側にある初期材は、導管がより大きく、薄壁で、互いに密接しています。一方、年輪の外側にある後期材では、導管はより小さく、厚壁で、まばらに分布しています。この対照的な導管の分布により、環孔材は独特の外観を持ち、顕微鏡下で環状の孔が観測できます。また、環孔材は一般的に広葉樹に見られ、導管がより大きく、より目立つため、木目が顕著です。 -
素材・材料に関すること
板目木取りとは?木目の美しさを活かす製材技術
板目木取りの特徴として、まず挙げられるのは、木目の美しさを最大限に引き出すことができるという点です。板目木取りでは、原木から板を切る際に、年輪に平行に繊維を切り出すため、独特で魅力的な木目模様が生まれます。また、板目木取りのもう一つの特徴は、木の強度が高いことです。年輪に沿って繊維が切り出されるため、木目が均一で、強度が増すのです。さらに、板目木取りは調湿効果にも優れています。木材の繊維は、空気中の湿気を調節する性質を持っているため、板目木取りで製材された木材は、室内の湿度を快適に保つのに役立ちます。 -
素材・材料に関すること
木材の美しさ、板目とは?
板目とは、木材を年輪に対して垂直または平行に切り出した木目のことです。木目がはっきりとしており、木材の自然な風合いを楽しめます。この特徴から、建築材や家具、工芸品など、さまざまな用途に使用されています。 板目の魅力の一つは、美しい木目です。年輪や節目が自然に現れ、独特の表情を生み出します。また、耐久性にも優れており、時間が経つにつれて落ち着いた色合いへと変化します。さらに、木目の美しさが空間を温かく包み込み、癒しの効果もあるとされています。 -
素材・材料に関すること
「ウォルナット」ってどんな素材?
ウォルナットとは、クルミ科の落葉高木である。学名は「Juglans regia」で、「ウォルナット」は英名がそのまま日本語化したものである。原産地は中央アジアから東ヨーロッパにかけてとされており、古くから食用として栽培されてきた。日本では平安時代に中国から伝来したとされ、現在では北海道から九州まで広く分布している。 -
素材・材料に関すること
牡丹杢とは?その特徴と魅力
牡丹杢の最大の特徴は、その独特な木目です。渦を巻くように流れるような木目模様が、牡丹の花びらのように優美に広がっています。この木目は、木の成長過程で傷やストレスを受けることで形成されます。また、牡丹杢は通常、堅く緻密な材質で、耐久性にも優れています。さらに、独特の木目が装飾的な美しさを持ち、家具や内装材として高い人気を誇っています。
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