挽き方– tag –
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素材・材料に関すること
『巴挽き』とは?4回回して木取りする挽き方
『巴挽き』の手順について説明します。巴挽きとは、木取りを行う際に木を4回回転させて行う挽き方のことです。 手順は次の通りです。まず、伐採した木を地上から持ち上げて横に寝かせます。次に、チェーンソーの刃を木の端から中央に向かって斜めに当て、約45度の角度で切り込みを入れます。この切り込みを「欠き込み」と呼びます。その後、木の反対側にも同じように欠き込みを入れ、両方の欠き込みの中央で切り落とします。 この工程を4回繰り返すと、木が4つの部分に分かれます。この部分のうちの1つが「本丸太」と呼ばれる、最も太くて質の高い部分です。残りの3つの部分は「丸太」と呼ばれ、本丸太よりも細くなります。 -
素材・材料に関すること
木取りパターンのわく挽きとは
わく挽きの特徴は、まず、材木に沿って刃物を走らせるのではなく、材木の輪郭線上に刃物を垂直に当てていくことです。このため、材料の厚みが均一で、寸法の精度が向上します。また、刃物を垂直に当てることで、木材の繊維を断ち切らずに切り取るため、木材の強度を損なうことなく切断できます。さらに、刃物が垂直に当たっているため、切り口が滑らかで、後処理の工程が軽減されます。
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