『巴挽き』とは?4回回して木取りする挽き方
『巴挽き』の手順について説明します。巴挽きとは、木取りを行う際に木を4回回転させて行う挽き方のことです。
手順は次の通りです。まず、伐採した木を地上から持ち上げて横に寝かせます。次に、チェーンソーの刃を木の端から中央に向かって斜めに当て、約45度の角度で切り込みを入れます。この切り込みを「欠き込み」と呼びます。その後、木の反対側にも同じように欠き込みを入れ、両方の欠き込みの中央で切り落とします。
この工程を4回繰り返すと、木が4つの部分に分かれます。この部分のうちの1つが「本丸太」と呼ばれる、最も太くて質の高い部分です。残りの3つの部分は「丸太」と呼ばれ、本丸太よりも細くなります。