大引とは?床組みの要となる部材について解説
大引とは、床組みを支える重要な部材です。床の荷重を受ける土台と、床板を支える根太をつなぐ役割を果たしています。大引は通常、太い木材や鉄骨で構成され、床面積の広い住宅や建物では複数の大引を使用します。
大引の主な役割は、床の荷重を適切に分散することです。床に人が歩いたり家具を置いたりすると、床板を通して荷重が加わります。大引はこの荷重を土台に伝達し、建物の構造全体で支えるようにします。また、大引は床を平らで安定させる役割も果たしています。大引がしっかりとしていれば、床に段差やたわみが生じにくくなります。