不動産用語『土地価格比準表』とは?
-土地価格比準表の概要-
土地価格比準表とは、国土交通省が定める基準地と呼ばれる土地の単位面積当たりの価格をまとめた表です。この表は、全国の土地の取引価格の適正化や、都市計画や公共事業に必要な土地の取得価格の算定などに役立てられます。
土地価格比準表は、毎年、国土利用計画法に基づいて作成・公表されており、基準地とされているのは、都市計画区域や公共事業実施区域など、土地需要が高い地域の土地です。基準地の価格の算定は、不動産鑑定士によって行われ、取引事例の調査や周辺環境の分析などが考慮されています。