和風建築– tag –
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家の外部に関すること
和風建築の屋根を彩る「破風」
破風(はふ)とは、和風建築において、屋根の両側面を覆う三角形の部材を指します。破風は、建物の外観に表情を加え、雨や風の侵入を防ぐ実用的な役割も果たしています。 破風の形状は、その種類によって異なります。最も一般的なのは、屋根の頂点で直角に交わる「切妻破風」です。また、「唐破風(からはふ)」は、屋根の軒先が反り返った曲線的な形状をしています。「入母屋破風(いりもやはふ)」は、切妻破風の両端に一段低い三角形を重ねた形です。さらに、「千鳥破風(ちどりはふ)」は、複数の三角形が階段状に並んだ特徴的な形状をしています。 -
構造・工法に関すること
真壁造りとは?和風建築の伝統的構法を解説
真壁造りとは、日本の伝統的な和風建築で用いられる構法の一つです。壁を土壁で塗り固め、柱や梁などの構造材を壁の内側に隠すのが特徴です。 この構造により、柱や梁などの重厚な構造材が外から見えないスッキリとした外観となります。また、土壁が外からの風雨を遮断するとともに、室内の湿気を調節する効果もあります。
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