不動産用語『可燃性』とは?
不動産用語における「可燃性」とは、建物の構造や仕上げ材が火災を発生しやすく、また火災が拡大しやすい性質のことを指します。建築基準法では、建物の構造や仕上げ材の可燃性の程度に応じて、耐火建築物、準耐火建築物、非耐火建築物などに分類しています。耐火建築物は最上位の等級で、可燃性が最も低い材料で構成されています。一方、非耐火建築物は可燃性の高い材料が多く使われており、火災の発生や拡大が容易です。建物の可燃性を把握することは、火災時の安全確保や防災対策を講じる上で重要になります。