不動産登記– tag –
-
取引に関すること
中間省略登記とは?不動産用語をわかりやすく解説
中間省略登記とは、不動産の所有権移転登記の際に、中間で発生する権利関係を省略して、最終的な権利関係のみを登記する手続きです。例えば、AさんがBさんに不動産を売却し、その後BさんがCさんに再売却した場合、通常はAさん→Bさん→Cさんと順を追って所有権移転登記を行います。しかし、中間省略登記では、Aさん→Cさんと最終的な権利関係のみを登記します。このことにより、登記手続きの手間や費用が簡略化されます。 -
取引に関すること
不動産関連の重要な用語『収入印紙』を知ろう
収入印紙とは、不動産の売買や賃貸に関する書類を作成または提出する際に必要な税金です。税法の規定に基づき、物件の価格や賃料に応じた金額の収入印紙を貼付することで税金を納めます。収入印紙は、財務局や郵便局で購入することができます。 -
その他
地籍とは?土地の戸籍を解説
-地籍の定義と歴史- 地籍とは、土地の所有者や面積、利用状況などを公的に証明する記録です。古くは室町時代の「検地」にその起源を見ることができます。検地により、田畑の面積や生産高を調べて課税の基礎としました。江戸時代には、この制度がさらに発展し、全国的な地籍台帳が整備されました。明治時代以降、この地籍台帳を「地籍簿」と呼び、現在に至っています。 -
取引に関すること
不動産登記の「保証書」とは?
保証書は、不動産登記において重要な書類です。不動産の取引において、登記名義人に代わって第三者が登記申請を行う場合に、申請者の資格を証明するために提出されます。これは、申請者の本人が登記所に出向いて手続きを行うことが難しい場合や、代理人が手続きを行う場合などに利用されます。保証書には、保証人が申請者の資格を確認したことを証明したことが記載されており、登記所の審査を経て登記が完了します。このように、保証書は、不動産登記の円滑な手続きを可能にする役割を担っています。 -
取引に関すること
購入諸費用とは?住宅購入にかかる費用を徹底解説
住宅を購入する際は、物件価格以外にも様々な費用が発生します。これらを総称したものが「購入諸費用」です。購入諸費用には、登記費用、不動産取得税、仲介手数料、印紙税など、法律で定められたものや、売買契約によって発生するものが含まれます。購入諸費用は、物件価格の5~10%程度とされ、購入資金を計画する上で重要なポイントとなります。これらの費用を正確に把握することで、無理のない住宅購入を実現できます。 -
取引に関すること
更正登記とは?
更正登記の概要 更正登記とは、登記簿の内容に誤りや記載漏れがあった場合にその内容を正す手続のことです。登記簿の内容に誤りがあれば、真実の法律関係が反映されておらず、権利の行使や取引の安全に支障が生じる恐れがあります。そこで、登記簿の内容が正しいものであることを確保するために、更正登記が行われます。更正登記は、登記簿を閲覧して誤りや記載漏れを発見した場合や、関係者の請求によって行われます。更正登記によって、登記簿の内容が正されることにより、権利の適正な行使や安全な取引が可能になります。 -
その他
延べ面積とは? 正式な意味や算出方法を解説
-延べ面積の定義- 延べ面積とは、建物のすべての階層の床面積の合計のことです。建物のすべての階を水平に積んで、1つの階層にしたときの床面積に相当します。ただし、地下階や駐車場などの床面積は除きます。延べ面積は、建物の規模や容積を表す重要な指標であり、課税や建築基準法などの各種法令にも用いられています。 -
規制・制限に関すること
登記事務のコンピュータ化とその影響
-登記事務コンピュータ化の背景- 登記事務のコンピュータ化の背景は、近年急速に進む情報化社会の要請にあり、登記情報の正確性、効率性、および利便性を向上させることが求められていました。登記制度は、不動産の権利や負担を公に示し、取引の安全性を確保する重要なインフラですが、手作業による登記事務は限界がありました。書類のミスや紛失、処理の遅延が発生し、不動産取引の円滑化に支障をきたしていました。
1