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構造・工法に関すること
ヒューム管とは? その特徴や利点を徹底解説
-ヒューム管の特徴- ヒューム管は、セメントと繊維を主原料とした円筒形の管です。耐久性に優れ、耐食性や耐摩耗性に長けています。耐候性が高いので、季節による温度変化や紫外線による影響を受けにくく、屋外での長期使用に適しています。また、継手部が強化されており、漏水の心配が少なく、耐震性にも優れています。軽量で取り扱いが容易のため、設置や施工の省力化にもつながります。さらに、内部が滑らかでメンテナンスが容易で、長期間にわたって効率よく機能します。 -
家の外部に関すること
不動産用語『本下水』とは?
本下水とは、都市部において、公共の下水道システムに接続されている排水設備のことを指します。住宅や商業ビルなどから排出される汚水や雨水を、下水処理場へと運搬する役割を担っています。このシステムが整っていることで、都市の衛生環境の向上や、水質汚染の防止に貢献しています。なお、地方部などでは、本下水とは別の「簡易下水」が使用されている場合があります。 -
規制・制限に関すること
私道に排水管を通すための権利「下水道などの設置権」とは?
私道に排水管を設置するためには、「下水道などの設置権」と呼ばれる権利が必要です。この権利は、民法第210条に定められており、私権の制限の一つです。具体的には、私道を利用する者が、共同の利益のために埋設管を私道に設置し、維持・管理する権利を指します。ただし、この権利はあくまでも私権の制限であるため、私道の所有者・管理者の承諾を得て行使する必要があります。承諾が得られない場合は、私道の利用者と所有者・管理者の間で協議を行い、合意に至らなければなりません。また、設置された埋設管の維持・管理には、私道を利用者全員が責任を持ち、費用は共同で負担することになります。 -
構造・工法に関すること
浸透式排水とは?仕組みと特徴
浸透式排水は、降った雨水を地中に浸透させることで排水する仕組みです。従来の排水方法とは異なり、下水管や雨水管を使用せず、地面に直接雨水を浸透させます。これにより、下水道への負担を軽減し、地中の水位を上昇させることでヒートアイランド現象の緩和にも貢献します。また、地盤沈下の抑制や地下水の涵養など、さまざまな効果が期待できます。
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