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家の外部に関すること
ドレンチャーとは?火災時の延焼を防ぐ設備
ドレンチャーの仕組みは、火災時に自動的に作動するスプリンクラーシステムの1種です。天井や壁に設置されたパイプラインに水が充満しており、火災発生を感知するセンサーが作動すると、パイプライン上のスプリンクラーヘッドが開き、大量の水が放出されます。この放水によって、炎の進路に水幕を形成し、延焼を防ぐ仕組みとなっています。ドレンチャーは、倉庫や工場などの大規模施設に設置されることが多く、火災の初期段階で確実に消火できる効果が期待できます。 -
規制・制限に関すること
乙種防火戸とは?改正後の分類と性能の違い
乙種防火戸とは、火災時に煙や火炎の蔓延を防ぐ目的で設置される防火設備です。従来は3種類の区分がありましたが、2018年の消防法の改正により4種類に分類されました。 新たに設けられた「準耐火防火戸」は、従来の「耐火防火戸」に次ぐ耐火性能を備え、火災からの防御時間が60分となっています。また、「断熱防火戸」は、火炎や熱の伝達を遮断する能力を持ち、避難経路を確保する役割があります。一方、「非防火戸」は、防火性能を有さない扉で、防火区画の境界以外の場所で使用されます。 -
規制・制限に関すること
『特定防火設備』とは?種類や設置義務を解説
特定防火設備とは、建築物の火災時に延焼を防止し、人の避難や消火活動を支援する設備のことです。建築基準法によって、一定規模以上の建築物などに設置が義務付けられている重要な設備で、火災の早期発見、鎮圧、避難に大きく貢献します。具体的には、火災報知器、スプリンクラー、誘導灯、消火栓などがこれに該当します。
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