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構造・工法に関すること
建物を蝕む「鉄筋の露出」
鉄筋の露出とは、鉄筋コンクリート構造において、コンクリートがはがれ落ちたことで鉄筋がむき出しになってしまう状態です。鉄筋の腐食を引き起こし、建物の耐久性や耐震性に悪影響を与えます。原因としては、コンクリートのひび割れや欠損、外部からの水分や塩分の浸透などが挙げられます。 -
構造・工法に関すること
マスコンクリートの用語解説と対策
マスコンクリートとは、大きな構造物やインフラストラクチャで使用される、大量に注がれるコンクリートのことです。一般的に、単位容積あたりのセメント含有量が比較的低く、大きな骨材を使用して製造されています。マスコンクリートは、ダム、橋脚、基礎などの構造物の主要な構成要素として使用され、その巨大な体積と耐久性を備えています。 -
構造・工法に関すること
知って安心!不動産用語『養生』を徹底解説!
養生の意味と目的 不動産用語における「養生」とは、施工や修理後に、建築物や材料に負荷がかからないように保護し、耐久性を高めるための措置を指します。養生の目的は、以下のようなものを挙げられます。 * 施工や修理による傷や汚れを防ぐ * 建築物の構造や材料の劣化を抑える * 雨や風などの外部環境からの影響を遮断する * 工事の安全性を確保する * 養生期間の作業の妨げを防ぐ -
構造・工法に関すること
型枠大工が担う役割とは?専門技術を駆使して建物を支える
型枠大工とは、建築における重要な役割を担う職人です。彼らは、コンクリートを流し込む際に形状を決定する型枠の設計、製作、設置を行います。型枠は建物の構造に不可欠であり、型枠大工は建築物全体の強度に責任を負っています。 -
家の外部に関すること
不動産用語「掘り込み式駐車場」を徹底解説
-掘り込み式駐車場とは- 掘り込み式駐車場とは、地面に穴を掘って建設された駐車場を指します。地面を掘って作られたため、周囲の道路より低い位置にあります。そのため、出入り口部分には坂道やスロープが設けられています。 このタイプの駐車場は、限られたスペースを有効活用するために採用されることが多く、密集した都市部などでよく見られます。地下駐車場と似ていますが、地下に完全に埋没しているわけではなく、地上からの出入りが可能です。 -
構造・工法に関すること
躯体図とは?意味・作成方法・関連図面をご紹介
躯体図とは、建築物の構造を理解するための図面です。建物の骨格となる柱・梁・壁などの主要な構造部材の位置や形状を示します。躯体図は、構造設計の基礎となるもので、建築物の安全性を確保するために不可欠です。また、内装や設備の配置計画を立案するための基盤となる図面でもあります。 -
家の外部に関すること
テラスとは?庭と異なるその特徴と活用方法
-テラスの定義と特徴- テラスとは、一般に建物から飛び出した屋根のない外部空間を指し、庭とは異なります。テラスは通常、家の外壁に沿って作られており、床はコンクリートやタイルなどの硬い材料でできています。庭とは異なり、テラスに土はありません。そのため、ガーデニングには適していませんが、外で生活を楽しむための快適なスペースとして利用できます。 -
構造・工法に関すること
建物をむしばむ「亀裂」:原因と対処法
亀裂とは何か?亀裂とは、建物の壁、床、基礎に生じる破損の一種で、細い線状の切れ目が特徴です。原因は様々ですが、主に構造的な欠陥、不適切な建設、または自然災害が挙げられます。亀裂は、建物にさまざまな影響を与える可能性があり、審美的な問題から構造的な損傷まで及びます。 -
構造・工法に関すること
不動産用語「スリーブ」ってなに?
スリーブとは、電気や水道などの配管・配線が壁や床などの間を通る際に、それらを保護するために設けられる空洞のことです。配管や配線を固定し、損傷や漏電から守る役割があります。スリーブは、配管や配線が通過する部分に設置され、モルタルやコンクリートで固めて固定されます。 -
素材・材料に関すること
普通コンクリートの基礎知識
普通コンクリートとは、セメント、骨材(砂利や砂)、水を混ぜ合わせて作られるコンクリートのことです。セメントが水と反応することで硬化し、強固な構造物を形成します。普通コンクリートは、住宅の基礎や橋脚、トンネルなど、幅広い建築物や土木構造物に使用されています。その優れた耐久性と耐荷重性、耐火性によって、安全で長持ちする構造物を確保できます。 -
構造・工法に関すること
帯筋で知るコンクリート建物の安全性
-帯筋とは?- 帯筋とは、コンクリート中の鉄筋の一種で、コンクリートの引っ張り応力に抵抗するために設けられます。コンクリートは圧縮に強い材料ですが、引っ張りには弱い性質があります。そのため、引っ張り応力が加わるとコンクリートは破断しやすくなります。帯筋はコンクリート内の引っ張り応力を鉄筋で負担することで、破断を防ぎます。帯筋は、コンクリートの両側面に配置され、コンクリート内の引っ張り応力を伝達して、鉄筋で負担させる仕組みです。 -
素材・材料に関すること
不燃材料徹底解剖:定義から種類まで
不燃材料の定義 不燃材料とは、国土交通大臣が定める一定の条件を満たした材料のことです。火災が発生した場合に燃え広がりにくく、火災を拡大させない性質を有しています。不燃材料の条件は、建築基準法施行令第121条の2第1項に定められています。具体的には、次の3つの条件をすべて満たす材料が不燃材料とされています。 1. 火炎を当てたときの表面の平均発熱量が50kJ/m²以下であること 2. 燃焼が20分以内に終了すること 3. 燃焼時に有毒なガスをほとんど発生しないこと -
素材・材料に関すること
割栗石とは? 基礎工事の安定に欠かせない石材
割栗石の役割と特徴 割栗石は、基礎工事において重要な役割を果たす石材です。不整形な形状が特徴的で、その性質によりコンクリートとの密着性が向上し、地盤の安定性を高めます。さらに、高い透水性により、雨水や地下水がスムーズに排水されるため、湿気や腐食を防ぐことができます。また、割栗石は強度に優れ、耐久性も抜群であり、長期間にわたって基礎構造を支えることができます。 -
構造・工法に関すること
コンクリートの弱点「コールドジョイント」とは?
コンクリートは、その耐久性と強度で知られる優れた建築材料ですが、唯一の弱点として「コールドジョイント」があります。コールドジョイントとは、コンクリートを連続して打設する際、先行して打設したコンクリートが硬化する前に後から打設したコンクリートが接合する部分のことです。 -
構造・工法に関すること
クラックスケールとは?コンクリートのひび割れを計測する道具
クラックスケールの役割は、コンクリート構造物におけるひび割れの大きさとパターンを正確に評価することです。この評価により、構造物の健全性や強度を判断し、必要な場合に修理や補強を適切に行うことができます。クラックスケールはひび割れの幅や深さをミリメートル単位で測定し、ひび割れの進展を追跡して構造物の劣化のモニタリングに使用できます。また、ひび割れのタイプを特定し、構造物に影響を与える潜在的な要因を特定することにも役立ちます。 -
構造・工法に関すること
不動産の「爆裂」を徹底解説
「爆裂」という言葉は、不動産業界で急激に価格が上昇する現象を指します。上昇の幅が大きく、短期間に発生することが特徴です。この用語は、爆発的に価格が上昇する様子を表す「爆裂」という表現から来ています。近年では、東京圏や大阪圏などの都市部を中心に、爆裂が頻発しています。 -
素材・材料に関すること
白華現象とは?コンクリートの劣化を招く原因と対策
白華現象は、コンクリート表面に白い粉状の物質が付着する現象です。この現象は、コンクリート中の可溶性塩分が水分に溶け出し、表面に析出して発生します。この可溶性塩分は、主にセメントのアルカリ成分や骨材に含まれる不純物由来です。水分がコンクリート内部から蒸発したり、外部から浸透したりすると、塩分が溶解して表面に移動し、結晶化して白い粉を形成します。この現象は、コンクリートの美観を損なうだけでなく、構造上の問題にもつながる可能性があります。 -
構造・工法に関すること
鋼製六角束の基礎知識と特徴
-鋼製六角束とは?- 鋼製六角束は、6本の鋼棒を六角形に溶接した構造物です。主に、貯水タンク、サイロ、煙突などの構造物の補強や安定に使用されています。その頑丈な構造と耐腐食性は、過酷な環境下でも高い耐久性を発揮します。鋼製六角束は、鉄骨造の建物や橋梁の補強にも使用されており、優れた耐震性と耐風性を提供します。また、建設現場での作業性を考慮した軽量設計が特徴で、組み立てや設置が容易に行えます。 -
素材・材料に関すること
構造用接着剤とは?用途や種類をわかりやすく解説
構造用接着剤は、金属や複合材料などのさまざまな材料を結合するために使用される接着剤の一種です。その主な特徴は、高い接着強度を持ち、構造的な負荷に耐えられること。また、耐久性にも優れており、長期間にわたって接着力を維持します。さらに、硬化後は軽量かつ柔軟性があるため、さまざまな用途に適しています。 -
構造・工法に関すること
アンボンド工法とは何か?マンションで人気の工法を解説
アンボンド工法は、コンクリートと鉄骨を直接溶接しない工法です。コンクリート構造物の下部に支持用の骨組みである鉄骨を組み立て、コンクリートを流して固めます。その後、コンクリートと鉄骨の間に隙間ができないように特殊な接着剤(アンボンド)を充填します。この工法の主な特徴として、高い耐震性と耐久性が挙げられます。アンボンドという接着層がコンクリートと鉄骨のずれを防止し、地震時の揺れに対して強固な構造を保ちます。また、軽量で施工性が高いため、高層マンションの建設などに適しています。 -
素材・材料に関すること
アルカリ骨材反応とは?わかりやすく解説
アルカリ骨材反応とは、コンクリートに含まれるアルカリ成分と反応しやすい鉱物が含まれる骨材によって引き起こされる劣化現象です。この反応により、コンクリート内部に膨張性の生成物が生成され、ひび割れや膨張などの損傷を引き起こします。アルカリ骨材反応は、コンクリート構造物に重大な影響を与える可能性があり、適切な対処が求められます。 -
素材・材料に関すること
不動産用語「ふくれ」とは?原因と対策を解説
「ふくれ」とは、不動産用語で、土地や建物の登記簿上の面積が実測より大きいことを指します。これは、測量方法の不正確さや、境界線の変動などによって生じます。ふくれがあることで、土地の実際の面積よりも広く見えてしまい、固定資産税などの税金が増加したり、建物の増築が制限されたりなどの問題が発生する可能性があります。 -
素材・材料に関すること
「ふくれ」とは?原因や対策を解説
「ふくれ」とは、食パンにできる穴あきや気泡が大きい状態のことです。通常は食パンの内部に均等に分布するはずの気泡が、何らかの原因で大きくなり、パンの表面に穴として現れます。この状態を「ふくれ」と呼び、食パンの品質を低下させ、口当たりや見た目を損ないます。 -
構造・工法に関すること
コンクリートの危険な欠陥『豆板』とは?
豆板(スパンデライト)とは、スラブと梁が接合する部分にできる小さな空洞のことです。この空洞は、コンクリートの打設時に鉄筋が干渉したり、コンクリートが十分に流れないことで発生します。通常、豆板はコンクリートの強度には影響しませんが、ひび割れや剥離が発生すると、建物全体の耐震性能が低下する可能性があります。
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