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構造・工法に関すること
基礎伏図とは?必要な情報と確認ポイント
-基礎伏図の概要と役割- 基礎伏図とは、建築物の基礎構造に関する図面です。建物が安定して建つために必要な情報を示しています。基礎伏図には、基礎のタイプ、形状、寸法、配筋(鉄筋の配置)、鉄筋の径や本数などが記載されています。 基礎伏図の主な役割は、基礎構造の設計と施工を明確にすることです。基礎の形状や寸法を正確に把握することで、適切な材料を選定し、施工手順を決定することができます。また、基礎伏図は、不同沈下(不同な沈み込み)や耐震性の確保などの構造的な問題を防ぐために不可欠な情報も提供しています。 -
家の外部に関すること
アンカーボルトとは?基礎の耐震性を高める重要な接合金物
アンカーボルトは、建物の基礎と上部構造を接合する重要な金物です。その役割は、主に建物の耐震性を高めることにあります。地震が発生した際には、建物に大きな力が加わり、基礎が動こうとします。このとき、アンカーボルトが建物をしっかりと基礎に固定し、建物の転倒や崩壊を防ぎます。 アンカーボルトには、大きく分けて2種類あります。1つ目は「埋め込み型」です。こちらは、基礎を打設する際にコンクリートの中に埋め込まれます。コンクリートが固まると、アンカーボルトがコンクリートと一体となり、非常に高い接合強度を発揮します。2つ目は「後打ち型」です。こちらは、基礎打設後に穴を開けてから挿入します。埋め込み型より接合強度が劣りますが、基礎に穴を開ける必要がないため、後から増設や交換が容易です。
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