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階段の手すりの設置とは?設置義務や設置方法を解説!

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階段の手すりの設置とは?設置義務や設置方法を解説!

不動産取引の初心者

「階段の手すりの設置」について教えてください。

不動産の研究家

階段には手すりが設置されなくてはいけません。ただし、両側に設置できない場合は、一方に壁などを設ける必要があります。

不動産取引の初心者

なるほど。階段の幅が3mを超える場合はどうなりますか?

不動産の研究家

その場合は、階段の中間に手すりを設置しなければなりません。ただし、蹴上げが15cm以下、踏面が30cm以上の階段や、高さが1m以下の階段部分を除きます。

階段の手すりの設置とは。

階段には手すりを取り付けることが義務付けられています。両側に手すりが設置できない場合は、片側に壁などの側壁を設置する必要があります。また、階段の幅が3mを超える場合は、中央にも手すりを取り付けなければなりません。ただし、蹴上げが15cm以下で踏面が30cm以上の階段や、高さが1m以下の階段部分は除外されます。

階段の手すりの設置義務

階段の手すりの設置義務

階段の手すりの設置は、建築基準法で定められた設置義務があります。 設置対象となるのは、踏面が3段以上の階段で、幅が1メートルを超えるもの。さらに、学校や病院などの公共施設では、階段幅にかかわらず手すりの設置が義務付けられています。これは、高齢者や障害者、小さなお子さんが安全に通行できるよう配慮するためです。手すりがないと、階段で転倒する危険性が高まり、重大事故につながる可能性があります。

片側設置の場合の条件

片側設置の場合の条件

片側設置の場合の条件

階段の手すりは、幅が1.2メートル以上かつ階段が3段以上の場合は、片側でも設置が義務付けられています。ただし、その際には次の条件を満たす必要があります。

1. 手すりがある側が壁などの障害物になっていないこと
2. 手すりの反対側が幅60センチメートル以上の通路であること
3. 手すりの設置場所が、階段の途中ではなく、階段の上部または下部であること

階段幅が3mを超える場合

階段幅が3mを超える場合

階段の幅が3mを超える場合は、階段の手すりの設置が義務づけられています。これは、幅の広い階段では安定して歩くことが難しくなり、転倒事故のリスクが高まるためです。手すりは、階段の両側に設置しなければなりません。手すりの高さは、床面から80~90cmを目安とし、握りやすい直径や形状にする必要があります。さらに、手すりは堅牢で滑りにくい材料を使用し、階段の始点と終点で床面としっかり固定する必要があります。

手すりの高さと形状

手すりの高さと形状

-手すりの高さと形状-

手すりの高さは、通常、床面から90~95cmとされています。階段の勾配や段差によって調整が必要になる場合があります。

手すりの形状は、円柱形、角柱形、楕円形などがあり、握りやすさや安全性を考慮して選択することが重要です。また、手すりの表面は、滑りにくい素材やコーティングが施されているものを選ぶ必要があります。

設置場所の基準

設置場所の基準

階段の手すりの設置場所の基準は、建築基準法施行令68条で定められています。以下のような場合に設置が義務付けられています。

* 踏面高が22cmを超える階段
* 踏面幅が60cm未満の階段
* 長さが3mを超える階段
* 閉鎖階段(窓がない階段)

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