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オーク材とは?種類と用途をご紹介

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オーク材とは?種類と用途をご紹介

不動産取引の初心者

先生、『オーク材』について教えてください。

不動産の研究家

『オーク材』とは、建築用としてはブナ科コナラ属の落葉広葉樹を指すことが多いんだ。大きく4種類に分けられるんだよ。

不動産取引の初心者

4種類を教えてください。

不動産の研究家

北米産のホワイトオークやレッドオーク、国産のミズナラ、欧州産のヨーロピアンオークやイングリッシュオークがあるんだ。それぞれの特性も違うから、用途によって使い分けられるんだよ。

オーク材とは。

「オーク」という建築用語は、ブナ科コナラ属の落葉広葉樹を指します。種類は4つに大別できます。

1. -北米産オーク:- ホワイトオーク、スワンプホワイトオーク、チェスナットオークなどがあり、重く硬く強靭です。心材にチロース繊維構造があり液体漏れの心配がないため、ウイスキーなどの貯蔵樽に使われてきました。家具材や床材にも多く用いられています。
2. -北米産レッドオーク:- レッドオーク、ノーザンレッド、スカーレットなどがあります。道管孔にチロースがないため、桶や樽には適しません。
3. -国産ミズナラ:- 北海道、東北、飛騨産のものが有名です。特に北海道産は柔らかく加工しやすいことから評価が高く、フローリングや壁板などの建築材、インテリア材、家具材などに広く使用されています。
4. -欧州産オーク:- ヨーロピアンオーク、イングリッシュオークなどがあり、材質は北米産ホワイトオークに似ています。

オーク材の定義

オーク材の定義

オーク材の定義

オーク材は、ブナ科コナラ属に属する樹種の総称です。世界中に約600種存在し、その多くが北半球の温帯地域に分布しています。オーク材の樹木は、がっしりとした幹と大きな葉を持ち、成長が遅く、長寿です。オーク材は、その硬さ、耐久性、および美しい木目から、古くから家具、床材、建材などに広く利用されてきました。

オーク材の種類

オーク材の種類

オーク材はさまざまな種類があり、それぞれが独自の特性を持っています。オーク材の種類には、大きく分けてヨーロッパオークと呼ばれる「ナラノキ属」と、アメリカンオークと呼ばれる「コナラ属」の2つがあります。

ナラノキ属には、「カシ」「ナラ」など、日本でもおなじみの種類があります。硬く耐久性が高く、家具や床材、樽など幅広い用途に使用されています。コナラ属には、「ホワイトオーク」「レッドオーク」があります。ホワイトオークは水に強く、樽の製造に適しています。レッドオークは淡い赤みがかった色で、高級家具やフローリングにも使用されます。

ホワイトオーク/スワンプホワイトオーク

ホワイトオーク/スワンプホワイトオーク

ホワイトオークスワンプホワイトオークは、どちらもオーク材の仲間ですが、特徴は異なります。ホワイトオークは細かい木目と明るい色合いが特徴で、耐久性と防水性に優れています。一方、スワンプホワイトオークは水はけの良い湿地帯で育ち、ホワイトオークよりも木目はやや粗く、色合いもわずかに濃くなります。どちらも耐久性と耐候性に優れていますが、スワンプホワイトオークの方がより耐腐食性が高いことで知られています。

レッドオーク/ノーザンレッド

レッドオーク/ノーザンレッド

レッドオーク(別名ノーザンレッドオーク)は、北米原産の広葉樹です。その名の通り、木材は赤みがかった茶色から淡い赤褐色をしており、中程度の硬さと耐久性を備えています。レッドオークの材は重く、強靭で、衝撃にも強く、床材、家具、キャビネットなどの用途に適しています。しかし、湿気や腐朽に対しては弱いため、適切な処理が必要です。

国産のミズナラ

国産のミズナラ

国産のミズナラは、日本固有の落葉広葉樹です。別名で「楢(なら)」とも呼ばれており、北海道から九州まで、全国の森林に分布しています。この樹種の心材は、淡黄褐色から淡褐色で、硬く耐久性に優れているのが特長です。また、緻密できれいな木目を持つため、高級家具や建具、床材などに広く用いられています。国産のミズナラは、日本伝統建築の重要な材料として受け継がれており、神社仏閣などの建造物には欠かせない存在となっています。

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