構造・工法に関すること– category –
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構造・工法に関すること
コンクリートの弱点「コールドジョイント」とは?
コンクリートは、その耐久性と強度で知られる優れた建築材料ですが、唯一の弱点として「コールドジョイント」があります。コールドジョイントとは、コンクリートを連続して打設する際、先行して打設したコンクリートが硬化する前に後から打設したコンクリートが接合する部分のことです。 -
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避難階段とは?種類と設置基準
避難階段とは、火災や地震などの災害時に人々が安全に避難するための通路です。建築基準法で定められた規格を満たしており、一般的には屋外の階段が設けられています。目的は、人々が火災が発生した場合に煙や熱から離れるための安全な経路を提供することです。また、地震による建物の倒壊時に、人々が倒壊した建物から外へ避難するための経路としても機能します。 -
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コーポラティブ方式:建物建設の協同的なアプローチ
-コーポラティブ方式とは?- コーポラティブ方式は、建物建設においてメンバーが協力する協同的なアプローチです。メンバーは、協同組合を設立して、土地の取得、資金調達、設計、建設を行います。各メンバーは、通常、協同組合の株式を取得し、協同組合の業務に参加します。 この方式の利点は、メンバーが建設プロセスに直接関与できることです。メンバーは、自分たちのニーズや好みに合わせたカスタムデザインの住宅を設計できます。また、資材や請負業者を共同購入することで、コストを削減することもできます。 -
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左官工事ってなに?魅力を徹底解説
「左官工事ってなに?魅力を徹底解説」というのもと、「左官工事とは?」というが設けられています。左官工事とは、壁や天井などに塗料やモルタルなどを塗布し、平らで美しい表面に仕上げる建築技術のことです。古くから日本の伝統建築において用いられており、その歴史は奈良時代まで遡ります。 -
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左官工とは?その役割と資格について
左官工の役割とは、建築物の壁や天井の塗り壁やモルタル仕上げ、床のタイル貼りやコンクリート打設といった作業を行うことです。他にも、防水や断熱などの仕上げ工事も請け負っています。外壁の塗装やタイル貼り、耐火被覆材の施工なども手がけます。左官工は、建築物の美観だけでなく、耐久性や快適性にも重要な役割を果たしています。 -
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増築・改築工事の違いを解説!注意点や申請の必要性
増築工事とは、建物の面積を増やす工事のことです。既存の建物の壁や屋根の外部に増築部分を追加することで、住宅に新たな部屋やスペースを作り出すことができます。増築工事により、居住スペースを広げたり、機能的な間取りに変更したり、または店舗の面積を増やしたりすることができます。 -
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混構造とは?一戸建て住宅のリフォーム・増改築で知っておきたいこと
混構造とは、異なる種類の構造を組み合わせた建築様式です。住宅の場合、一般的には木造と鉄骨造を組み合わせています。木造の軽量性・柔軟性と、鉄骨造の耐震性・耐火性を両立させることができます。混構造は、さまざまな住まいのニーズに対応できる柔軟性が高いのが特徴です。 -
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根太床工法ってなに?わかりやすく解説!
-根太床工法とは?- 根太床工法は、床材を支えるための骨組みとして根太と呼ばれる木材を使用する床の工法です。コンクリート床や土間の上に根太を格子状に組み、その上に床材を張っていきます。根太は、床に強度と安定性を与えるだけでなく、断熱材や配管、電気配線を床下に通すための空間を確保する役割も兼ねています。この工法は、通気性を確保し、結露や腐食を防ぐため、木造住宅に広く用いられています。 -
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根太とは?床鳴りの原因にもなる住宅の重要パーツ
根太とは、床材を支えるために床下に取り付けられる細長い木材のことです。床に耐力を与え、床鳴りやたわみを防ぐために不可欠な住宅の重要なパーツです。根太は一般的に厚さ38~50mm、幅89~140mmの杉や松などの針葉樹で作られ、一定の間隔で床下に平行に設置されます。根太の間隔は床材の種類や強度によって異なりますが、標準的には300~455mmの間隔で設置されます。 -
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腰葺き屋根の魅力と特徴
腰葺き屋根とは、瓦や金属製の屋根材を軒先から屋根の中間部まで斜めに葺く伝統的な屋根工法です。この手法では、屋根材の一列目が軒先に平行に葺かれ、その上に重なるように次の列が葺かれます。このプロセスを繰り返し、屋根の中間部まで葺き上げていきます。腰葺き屋根は、日本や東アジアの他の地域で見ることが多い建築様式です。 -
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外壁耐火構造とは?その定義と特徴
-外壁耐火構造の定義と概要- 外壁耐火構造とは、建築物の外壁に使用する構造物で、一般的に耐火被覆材や耐火材で覆われています。この構造は、火災時に壁体の耐火性能を確保することを目的としています。 耐火性能とは、ある構造物が火災にさらされた際の耐用時間を表します。外壁耐火構造は、火災が発生した場合、一定時間以上はその構造を維持します。これにより、火災の拡大を防ぎ、建物内部への延焼を抑えることができます。 -
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外付け用通し柱引き抜き防止金物で地震による柱の抜けを防止
外付け用通し柱引き抜き防止金物は、地震時の横揺れによって柱が土台から引き抜けないようにする部材です。柱の両側に取り付けることで、地震の力が加わっても柱の引き抜きを防止します。 この金物は、木造住宅の外壁に取り付けられます。柱の土台との間に隙間がある場合や、柱が土台からわずかに浮いている場合など、既存住宅の耐震補強に有効です。また、新築住宅でも、柱の引き抜きリスクが高いと判断される場合に取り付けられます。 -
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外付け用金属製筋交いとは?その特徴とメリット
-外付け用金属製筋交いとは?- 外付け用金属製筋交いとは、建物の外壁に取り付けられる補強部材のことです。鉄やアルミニウムなどの金属でできており、建物に斜めのサポートを提供します。建物の強度や耐震性を向上させ、外壁の歪みや倒壊を防ぐ役割があります。外付け用金属製筋交いは、後付けで設置でき、既存の建物でも簡単に増強できます。 -
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外断熱工法とは?メリットとデメリットを解説
外断熱工法とは、建物の外側に断熱材を施す工法です。従来の断熱工法では、建物の内部に断熱材を施工していましたが、外断熱工法では、外壁の最外層に断熱材を配置します。これにより、室内の温度を一定に保ち、冷暖房効率を向上させます。外断熱工法は、結露の発生を抑え、住宅の耐久性を向上させる効果も期待できます。 -
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住宅地を安全にするクルドサックとは?
-クルドサックとは?- クルドサックとは、行き止まり型道路の一種で、一方が閉じていて、もう一方だけが他の道路や通りにつながっている構造を指します。住宅街では、安全性を高めるためにクルドサックが広く利用されています。 -
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外断熱とは? 魔法瓶のような断熱工法で快適な住まい
外断熱とは、建物の外側に断熱材を施す工法で、まるで魔法瓶のように住まいを包み込みます。一般的な内断熱とは異なり、建物の壁の内側ではなく外側に断熱層を形成するため、住空間をより大きく確保できます。また、外断熱のもう一つの特徴として、建物の構造体である柱や梁を断熱材で覆う点があり、これにより、外気の影響を受けにくくなり、建物の耐久性の向上が期待できます。 -
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クリーンバリヤ工法で湿気・シロアリ対策
クリーンバリヤ工法とは、湿気とシロアリの侵入を防ぐために開発された先進的な工法です。この工法では、建物の基礎と土壌の間に、特殊な防湿シートと防蟻シートを設置します。防湿シートは、水分を遮断し、土壌からの湿気が床下に侵入するのを防ぎます。一方、防蟻シートは、シロアリが土壌から侵入するのを阻止します。これらのシートの組み合わせにより、床下が常に乾燥した状態に保たれ、湿気やシロアリによる被害のリスクを大きく軽減できます。 -
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階段の手すりの設置とは?設置義務や設置方法を解説!
階段の手すりの設置は、建築基準法で定められた設置義務があります。 設置対象となるのは、踏面が3段以上の階段で、幅が1メートルを超えるもの。さらに、学校や病院などの公共施設では、階段幅にかかわらず手すりの設置が義務付けられています。これは、高齢者や障害者、小さなお子さんが安全に通行できるよう配慮するためです。手すりがないと、階段で転倒する危険性が高まり、重大事故につながる可能性があります。 -
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クラックスケールとは?コンクリートのひび割れを計測する道具
クラックスケールの役割は、コンクリート構造物におけるひび割れの大きさとパターンを正確に評価することです。この評価により、構造物の健全性や強度を判断し、必要な場合に修理や補強を適切に行うことができます。クラックスケールはひび割れの幅や深さをミリメートル単位で測定し、ひび割れの進展を追跡して構造物の劣化のモニタリングに使用できます。また、ひび割れのタイプを特定し、構造物に影響を与える潜在的な要因を特定することにも役立ちます。 -
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層崩壊とは?種類、原因、対策
層崩壊とは、土壌層が重力によって滑り落ちる現象です。土壌層が十分な粘着力を失った場合や、斜面が急になったり、地下水が土壌を飽和させたりすると発生します。層崩壊では、大量の土壌が短時間で移動し、重大な被害を引き起こす可能性があります。 -
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建物の高さに関する用語『階高』を解説
階高とは、床から床までの中心線から中心線までの垂直距離のことです。建物における各階の高さの基準となる重要な寸法です。階高は、建物における空間の利用効率や快適さに影響します。 例えば、階高が高いと、各階でより大きなスペースを確保できますが、逆に移動に時間がかかります。また、階高が低いと、空間が狭くなり圧迫感が出ますが、移動が楽になります。そのため、階高は建物の用途や目的に合わせて設計されます。 -
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層間変形角とは?地震時の建物の変形を表す重要な指標
層間変形角は、地震時に建物が受ける変形を表す重要な指標です。これは、特定の2つの階層間の変形率を表し、一般的に1階の変形を基準として計算されます。つまり、1階を基準として2階がどれくらい変形したかを表すもので、パーセント (%) で表されます。 -
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剛心アームで耐震性をアップ!
剛心アームとは、耐震性を大幅に向上させるために開発された革新的な補強装置です。軽量かつ高強度の特殊鋼材から作られており、建物の構造フレームに容易に取り付けることができます。 アームは、地震時の横揺れに対して建物の剛性を高めます。それにより、建物の変形や損傷を軽減し、倒壊を防ぎます。剛心アームは、新築時だけでなく、既存建物の耐震補強にも使用できます。 -
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肌分かれ:左官・塗装における重要な用語
肌分かれとは、左官や塗装の工程において、下地と仕上げ層の接着が不十分で分離・剥離してしまう現象のことです。この場合、下地とは壁や天井などの基材の表面であり、仕上げ層とはモルタルや塗装などの装飾的な層を指します。肌分かれが起こると、仕上げ層が剥げたり、ひび割れたりして見栄えが悪くなるだけでなく、建物の耐久性や防水性にも影響が出ます。