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指定保証機関とは?

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指定保証機関とは?

不動産取引の初心者

『指定保証機関』って何ですか?

不動産の研究家

宅建業者が受け取る手付金などを保証する機関だよ。

不動産取引の初心者

建設大臣が指定するんですか?

不動産の研究家

そう。銀行や信託会社などが指定されているよ。

指定保証機関とは。

「指定保証機関」とは、建設大臣の許可を得た機関で、宅地建物取引業者が受け取る手付金などの返還保証業務を行っています。住宅建設中の物件であっても、完成した物件であっても保証対象になります。

指定保証機関は、宅地建物取引業者と保証委託契約を結び、その契約に基づいて、業者の受け取る手付金などの返還債務を連帯して保証することになっています。保証書が買主に発行されます。

指定保証機関の事業は、銀行や信託会社などの金融機関や、建設大臣が指定した事業者が行うことができます。現在、不動産信用保証株式会社、全国不動産信用保証株式会社、住宅産業信用保証株式会社、東京不動産信用保証株式会社、西日本住宅産業信用保証株式会社などが指定を受けています。

指定保証機関の役割

指定保証機関の役割

指定保証機関の役割は、融資の保証を行うことにあります。企業が資金を借り入れる際に、銀行などの金融機関が融資リスクを負いたくないと判断した場合、指定保証機関が保証することで融資の実現をサポートします。これにより、リスクのある企業にも融資が提供されるようになり、企業の資金調達を円滑化します。また、指定保証機関は保証だけでなく、経営コンサルティングなどの支援も行い、企業の経営改善を後押ししています。

指定保証機関の仕組み

指定保証機関の仕組み

指定保証機関は、国土交通省によって認められた法人であり、住宅ローンなどの融資を行う金融機関に対して、融資の保証業務を行います。保証業務とは、借入者が何らかの理由で返済できなくなった場合に、指定保証機関が金融機関に代わって返済するというものです。これにより、金融機関は融資のリスクを低減し、安定的に住宅ローンを提供することが可能になります。

指定保証機関の利用方法

指定保証機関の利用方法

指定保証機関の利用方法

指定保証機関を利用する場合、まずは対応する機関を調べる必要があります。指定保証機関は数多く存在し、それぞれに独自の契約内容や保証料率があります。希望する条件に合った機関を選ぶことが重要です。

機関を選んだ後は、保証申請を行います。保証申請には、事業計画書や財務資料などの書類の提出が必要になります。指定保証機関は書類の内容を審査し、保証の可否を判断します。審査には一定の時間がかかるため、余裕を持った申請を行うことがポイントです。

保証が承認された後は、保証契約を締結します。保証契約には、保証金額、保証期間、保証料率などの条件が記載されています。契約内容を十分に確認し、納得した上で契約を締結しましょう。

その後、事業資金の調達を行います。資金の調達方法は、銀行からの融資や社債の発行などさまざまです。指定保証機関の保証があれば、有利な条件で資金を調達できる可能性があります。

指定保証機関を利用するメリット

指定保証機関を利用するメリット

指定保証機関を利用することには、多くのメリットがあります。指定保証機関は国から認可されており、保証の提供において信頼性が高いと評価されています。そのため、企業は指定保証機関の保証を付けることで、債権者の信頼を獲得し、資金調達をより容易かつ有利に行うことができます。

また、指定保証機関には、保証料が割安になるなどのメリットもあります。指定保証機関は、多くの企業の保証を引き受けることでリスクを分散しており、その分保証料を低く設定することができます。さらに、指定保証機関は政府から資金援助を受けているため、民間保険会社よりも保証料を抑えることができます。

指定保証機関一覧

指定保証機関一覧

-指定保証機関一覧-

住宅金融支援機構(JHDTC)は、次のような指定保証機関を認定しています。

* 全国保証株式会社
* 日本住宅保証検査機構株式会社
* 株式会社フラット35機構保証センター
* 株式会社保証機構日本
* 株式会社住宅ローン保証協会
* 株式会社住宅保証機構

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