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避難階とは?わかりやすく解説

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避難階とは?わかりやすく解説

不動産取引の初心者

「避難階」ってどういう意味ですか?

不動産の研究家

避難階とは、直接地上へ通じる出入り口がある階のことです。高層階でも、緊急時に安全に避難できるように設置されています。

不動産取引の初心者

建築基準法で定められているんですか?

不動産の研究家

はい。地震や火災などの際に、建物の用途や階高に応じた「直通階段」や「避難階段」の設置が義務付けられています。

避難階とは。

不動産用語の「避難階」とは、建物から直接外へ出られる階のことです。通常は1階ですが、斜面に建つ建物では1階以外の階が避難階になる場合があり、建物によっては複数の避難階が設けられています。

建築基準法では、地震や火災などの緊急時に多くの人が安全に避難できるように、建物の用途や高さに応じて「直通階段」や「避難階段」の設置が義務付けられています。

「直通階段」とは、建物の高い階や地下から、地上または避難階へと続く階段です。階段間の距離はできるだけ短く連続しており、迷わず容易に避難できるようになっています。

「避難階段」には、建物内部の「屋内避難階段」、建物外部の「屋外避難階段」、身体の不自由な人などが利用するための「特別避難階段」の3種類があります。

避難階とは何か

避難階とは何か

避難階とは、火災や地震などの災害時に避難者が安全に身を寄せられる、建築物内の特定の階を指します。通常は、各階より上の階に設けられ、外部の安全な場所に容易に避難するための経路を確保しています。避難階には避難場所や避難所機能が備わっており、避難者が一時的に滞在したり、救助隊との合流を待つことができます。

避難階の設置義務

避難階の設置義務

避難階の設置義務

建築基準法では、一定規模以上の建物に避難階の設置を義務付けています。具体的には、地上階の高さが13メートルを超える、または延べ床面積が1,000平方メートルを超える建物が対象です。避難階は、火災などの際に人々が安全に避難できるように、建物の各階から離れた場所または煙の届きにくい場所などに設けられます。避難階には、耐火構造で安全な階段、エレベーター、避難バルコニーなどの避難施設が備わっていることが義務付けられています。

直通階段と避難階段の違い

直通階段と避難階段の違い

直通階段と避難階段の違い

直通階段は、1階から屋上まで全ての階がつながっています。一方、避難階段は、火災などの緊急時に各階から屋外に避難するための専用通路です。避難階段は、通常、煙や熱の影響を受けにくい場所に設置されており、防火設備などが整っています。直通階段とは異なり、避難階段は屋上まで続かず、各階に設置された避難通路とつながっています。

避難階段の種類

避難階段の種類

避難階段の種類

避難階段には、主に以下の3種類があります。

* 耐火避難階段火災時に耐火性能を有し、火が燃え広がるのを防ぎます。鉄骨やコンクリート造が一般的です。
* 準耐火避難階段耐火避難階段よりも耐火性能は劣りますが、火災時に一定時間(通常30分)は火が燃え広がるのを防ぎます。構造は耐火避難階段と同じものが多く用いられます。
* 非耐火避難階段耐火性能がありません。木造や鋼製骨格造などがこれに該当します。

避難階の目的と重要性

避難階の目的と重要性

避難階とは、火災や地震などの災害発生時に、建物内に一時的に避難し、安全を確保する場所です。避難階は、各階の中間部分に設けられており、煙や有害ガスの侵入を防ぐ構造になっています。

避難階は、災害時に避難経路が遮断されてしまった場合の代替避難場所として重要です。また、避難階は、初期消火活動の拠点としての役割も担い、住民自らが初期消火を行うことで、火災の拡大を防ぐことができます。

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