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知っておきたい『設計図書』

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知っておきたい『設計図書』

不動産取引の初心者

「設計図書」について教えてください。

不動産の研究家

「設計図書」とは、建物や工作物を建築・製作・施行するために必要な図面その他の書類の総称です。

不動産取引の初心者

建築基準法では、どのようなものを指すのですか?

不動産の研究家

建築基準法では、建築物、その敷地または工作物に関する工事用の図面および仕様書と定義されています。

設計図書とは。

「設計図書」とは、建物や施設を建設したり、修理したりするために必要な図面や書類の総称です。

建築基準法では、「建築物、その敷地または工作物に関する工事用の図面および仕様書」と定義され、建築士法では、「建築物の建築工事実施のために必要な図面および仕様書」と定義されています。

ただし、これら2つの法律でいう「設計図書」には、原寸図やそれに類するものは含まれません。

設計図書とは?

設計図書とは?

設計図書とは、建築物の設計に関する情報を記載した書面のことです。建物の構造、形状、設備などの詳細を図面、仕様書、数量表などでまとめたもので、建築物を実際に建設する際の重要な資料となります。設計図書には、敷地調査や地盤調査の結果、構造計算書、設備計画書なども含まれます。これら一連の図面や書類をまとめて設計図書と呼びます。

建築基準法における設計図書

建築基準法における設計図書

建築基準法では、建物を設計・施工する際に作成すべき図面や書類を「設計図書」と定めています。設計図書には、建築物の形や構造、設備に関する情報が盛り込まれており、安全で快適な建物を建設するために欠かせないものです。具体的には、配置図、平面図、断面図、立面図、構造図、設備図などが含まれます。

これらの図面は、建物の規模や用途によって異なりますが、建築基準法で定められた基準に沿って作成する必要があります。また、設計図書は、建築主が建物の設計内容を理解し、施工者が建物を正確に施工するために重要な役割を果たします。

建築士法における設計図書

建築士法における設計図書

建築士法における設計図書とは、建築士が作成する、建築物を建設するために必要な技術的な情報が記載された図面や書類の総称です。この設計図書は、建築主、施工者、検査機関など、建築に関わる関係者間で設計内容の共有と確認を行う重要な役割を果たします。建築士法では、建築士が設計を行う場合には、必ずこの設計図書を作成することが義務付けられています。

設計図書には、平面図立面図断面図などの図面類と、仕様書計算書などの書類類が含まれます。図面類には、建築物の形状や構造、仕上げなどの設計内容が描かれています。書類類には、使用する材料や設備、施工方法などの詳細な仕様や計算根拠などが記載されています。これら一連の設計図書が揃うことで、建築物を安全かつ確実に建設するための全体像が把握できるのです。

設計図書の種類

設計図書の種類

設計図書の種類

設計図書は、建物を建設するための設計情報をまとめた一連の書類です。以下はその主な種類です。

* -基本設計図書- 建物の全体像を示す設計図で、平面図、立面図、断面図、敷地配置図などが含まれます。
* -実施設計図書- 基本設計図書を詳細化したもので、構造図、設備図、仕上げ表などが含まれます。
* -施工図書- 実施設計図書をさらに具体的にしたもので、施工方法や材料の指定などが記載されています。
* -仕様書- 建物の材料、施工方法、品質管理などを規定しています。
* -積算書- 工事にかかる費用の見積もりをまとめたもの。

設計図書の重要性

設計図書の重要性

設計図書とは、建築物の設計に不可欠な文書のことで、建物の構造や設備、外観など、あらゆる要素に関する詳細な情報が含まれています。この文書は、建築計画の基盤となり、建設作業を円滑に進める上で不可欠です。設計図書は、設計者の意図を明確に伝え、関係者間のコミュニケーションを円滑にする役割を果たしています。

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