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難燃合板とは?種類や特徴を解説!

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難燃合板とは?種類や特徴を解説!

不動産取引の初心者

先生が教えてくれた『難燃合板』について、もう少し詳しく知りたいです。

不動産の研究家

難燃合板は、防火剤で処理した、難燃性の材料だよ。建築材として使う場合は、国土交通省の規定に適合する必要があるんだ。

不動産取引の初心者

難燃処理や防炎処理に関する規定は、JAS規格から削除されたとのことですが、現在のJAS規格にはどんな基準があるのでしょうか?

不動産の研究家

現在のJAS規格では、普通合板、構造用合板、化粧ばり構造用合板など、6つの基準が定められているよ。認定された商品には、JASマークが表示されるんだ。

難燃合板とは。

建築で使用される「難燃合板」とは、リン酸アンモニウムや硫酸アンモニウムなどの防火剤で処理した、燃えにくい材料です。別名「難燃化粧合板」とも呼ばれます。

建築材料として使用するには、国土交通省が定める耐火性能(不燃材料、準不燃材料、難燃材料)の基準を満たす必要があります。

合板の性能に関する規格「JAS規格(日本農林規格)」では、2013年に難燃処理や防炎処理に関する規定が削除されています。

現在のJAS規格では、合板は以下6種類に分類されており、認定された製品にはJASマークが記載されています。

* 普通合板
* コンクリート型枠用合板
* 構造用合板
* 化粧ばり構造用合板
* 天然木化粧合板
* 特殊加工化粧合板

難燃合板とは?

難燃合板とは?

難燃合板とは、加熱しても燃え広がりにくい性質を持った合板です。通常の合板では、木材が燃焼して火が燃え広がりますが、難燃合板は木材に難燃剤を添加したり、難燃性の塗料やフィルムを塗布することで、燃え広がりにくくしています。建築基準法では、特定用途に利用される建物の内装材として使用することが義務付けられており、学校や病院、公共施設など、人の集まる場所や火災のリスクの高い場所で広く利用されています。

難燃合板の特徴と種類

難燃合板の特徴と種類

難燃合板とは、その名の通り火災の発生や拡大を防ぐために開発された特殊な合板のことです。合板の芯材に難燃剤を注入することで、通常の合板よりも燃えにくく、火災の発生を抑制する効果があります。難燃合板にはさまざまな種類があり、用途や構造に応じて使い分けられています

難燃合板の用途と防火性能

難燃合板の用途と防火性能

-難燃合板の用途と防火性能-

難燃合板は、建築物や家具などに幅広く使用されており、高い防火性能が求められる場所での需要が高い。建物の外壁や屋内壁、床、天井など、火災の危険性が高い部分に使用することで、火災の拡大を防ぐ役割を果たします。

難燃合板は、通常の合板と異なり、特殊な耐火処理を施されています。この処理により、火が触れても燃え広がりにくくなり、火災発生時の延焼時間を遅らせることができます。そのため、避難時間を確保するだけでなく、建物や財産の損害軽減にも貢献します。

合板のJAS規格における難燃処理

合板のJAS規格における難燃処理

合板のJAS規格における難燃処理

合板の難燃性能は、日本産業規格(JAS)によって規格化されています。JAS規格では、難燃合板を「特定の試験方法に従って、着火した場合に燃焼が自己消火する合板」と定義しています。また、難燃合板には、燃焼速度や着火までの時間などの性能基準が定められています。

JAS規格に基づく難燃合板は、特殊な薬剤を合板に含浸させることで製造されます。この薬剤は、木材の分解温度を上昇させ、着火や燃焼を遅らせる効果があります。難燃合板は、消防法で定められた特定用途に使用されており、火災による被害を軽減する役割を担っています。

難燃合板の認定とJASマーク

難燃合板の認定とJASマーク

難燃合板の認定とJASマーク

難燃合板は、国の厳しい基準をクリアした製品であることが重要です。日本には、建築材料としての難燃合板の認定制度があり、これに合格した製品にはJASマークが発行されます。JASマークは、その製品が日本工業規格(JIS)に適合していることを証明するもので、建築基準法でもその使用が認められています。認定を取得した難燃合板は、火災時の延焼を抑える性能が保証されており、安全性の高い建築資材といえます。

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