バスボードとは?種類と福祉用具としての利用

不動産取引の初心者
先生、『バスボード』ってどういう意味ですか?

不動産の研究家
バスボードとは、浴槽への出入りを楽にするために浴槽の縁に取り付ける台のことだよ。

不動産取引の初心者
なるほど、じゃあ設置するタイプは2種類あるんですね?

不動産の研究家
そうだね。浴槽の両縁に渡すタイプと、片方の縁を浴槽に掛けてもう片方を脚で支えるタイプがあるよ。必ず浴槽の幅に合ったサイズを選ぶことが大切だよ。
バスボードとは。
バスルームの便利なアイテム「バスボード」とは、浴槽の縁に取り付けて、浴槽への出入りを楽にする台のことです。浴槽の両側に渡して使用するタイプを「バスボード」と呼びます。
また、一方の端を浴槽の縁に掛けて、もう一方の端を脚で支えるタイプの移乗台もあります。バスボードを選ぶ際は、必ず浴槽の幅に合ったサイズを選ぶことが大切です。
バスボードは、購入費の助成を受けられる「特定福祉用具」や「特定介護予防福祉用具」の対象となっています。
バスボードとは

バスボードとは、入浴時に浴槽のへりに設置する短い板状の用具です。浴槽の縁にまたぐようにして取り付け、腰かけて入浴したり、浴槽に足を乗せて座ったりする際に安定性を高め、転倒防止を目的として使用されます。一般的なサイズでは、長さが約60~80cm、幅が約15~20cm程度です。材質は、プラスチック製や木製、アルミ製などがあり、介護や福祉用具として利用される場合は、滑りにくくなっていたり、手すりやグリップが備わっていたりして、安全性を確保する配慮がなされています。
バスボードの種類

バスボードには、さまざまな種類があり、用途や好みに応じて選択できます。最も一般的なタイプは、プラスチック製の一枚タイプで、お湯を入れて体を温めたり、足を浸したりするのに使われます。折りたたみ式のバスボードは、収納スペースを節約したい場合に便利で、コンパクトに折りたためるのが特徴です。電動タイプのバスボードは、お湯を循環させて温度を保つ機能があり、より快適な入浴体験を提供します。さらに、手すり付きのバスボードもあり、入浴中の安全性を高めるのに役立ちます。福祉用具としてのバスボードには、介護が必要な方や体が不自由な方が入浴を補助する目的で使用される福祉用タイプがあります。
福祉用具としてのバスボード

福祉用具としてのバスボードは、高齢者や障がいのある方が安全かつ快適に入浴できるように、浴室で使用する補助具です。転倒や滑落などの事故リスクを軽減し、入浴時の負担を軽減します。バスボードは、耐久性のある素材で作られ、浴室の床や風呂桶に取り付けて使用します。種類としては、背もたれ付きで座ったまま入浴できるタイプや、立ち上がりや移動を補助する手すり付きタイプなどがあります。また、入浴時に起き上がる際にサポートする昇降機能付きバスボードも開発されています。
バスボードの選び方

バスボードの選び方にはいくつかのポイントがあります。まず、素材に注目しましょう。プラスチック製は安価で軽量ですが、滑りやすい場合があります。木製は耐久性がありますが、カビや汚れがつきやすいです。また、サイズも重要です。浴槽の大きさに合ったものを選びましょう。大きすぎると使いにくく、小さすぎると十分に体を洗えません。さらに、形状も考慮します。直線的なものや湾曲したものなど、形状によって使い心地が異なります。また、機能性もチェックしましょう。背もたれやグリップ付きのものや、水はけのよいものなどがあります。自分のニーズに合わせて選びます。
バスボードの使い方

-バスボードの使い方-
バスボードを使用する際は、まず適切な位置に設置します。一般的には、バスタブの両側の手すりまたは浴槽の側面に取り付けます。シートの端と浴槽の間に隙間がないように確実に取り付けます。バスボードの安定性を高めるために、シートと浴槽の接地面に滑り止めマットやタオルを敷くのが望ましいです。
入浴時は、浴槽に半分程度お湯を張り、バスボードに座ります。手すりにつかまり、足を伸ばして浴槽の底につけます。肩や首をリラックスさせ、お湯に浸します。お湯が冷めてきたら、バスボードの端を使って体を支えながらゆっくりと立ち上がりましょう。