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不動産関連用語「ダンパー」の意味とは?

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不動産関連用語「ダンパー」の意味とは?

不動産取引の初心者

ダンパーってなんですか?

不動産の研究家

不動産分野におけるダンパーには、2つの種類があります。

不動産取引の初心者

どんな種類がありますか?

不動産の研究家

1つは、衝撃や振動を弱める制振・免震装置に使用されるものです。もう1つは、煙や空気の流れを調節し、延焼を防ぐ防火ダンパーです。

ダンパーとは。

不動産用語の「ダンパー」とは、住宅や建築物で主に以下の2つの部品を指します。

* -制振・免震装置のダンパー:- バネやゴムなどの素材で衝撃や振動を吸収・軽減する装置です。建物の揺れを抑え、快適性を向上させる重要な役割を果たします。
* -防火ダンパー:- ボイラーや空調の通気口に設置され、煙や空気の流れを調節する装置です。「防火ダンパー」とも呼ばれます。火災時に閉じてダクト内の煙や炎の拡散を防ぎ、延焼を防止する重要な安全装置です。

制振・免震装置におけるダンパー

制振・免震装置におけるダンパー

制振・免震装置におけるダンパーとは、建物を地震などの振動から守るために使用される装置の一部です。ダンパーは、建物の揺れを吸収・抑制し、被害を軽減する役割を果たします。ダンパーには、粘性ダンパー、オイルダンパー、摩擦ダンパーなど、さまざまな種類があり、それぞれが固有の特性を持っています。粘性ダンパーは、粘性のある液体またはジェルを使用して振動を吸収し、オイルダンパーは、油圧シリンダーを使用して振動を抑制します。摩擦ダンパーは、金属製の板を摩擦させて振動を軽減します。建築物に適切なダンパーを選択することで、地震時の安全性を確保し、建物の被害を最小限に抑えることができます。

防火ダンパーとは?

防火ダンパーとは?

防火ダンパーとは、ビルやマンションなどの建物内の防火区画を貫通する配管やダクトなどの開口部に取り付けられる防火設備のことです。火災が発生した際に、火炎や煙が防火区画を超えて他の区画へ拡大するのを防ぐ役割を担います。

防火ダンパーは、通常は開いた状態になっていますが、火災報知器や感知器が作動すると、自動的に閉じます。閉じることで、火炎や煙の流入を防ぎ、防火区画の延焼を抑制します。また、防火ダンパーには、手動で操作できるものもあり、火災発生時などに迅速に閉めることができます。

防火ダンパーの役割

防火ダンパーの役割

防火ダンパーは、火災発生時に煙と炎の拡散を防ぐ重要な役割を担っています。建物内に設置され、火災警報器やスプリンクラーなどの火災検知システムと連動して作動します。火災が発生すると、ダンパーが自動的に閉じて、延焼する区画とそうでない区画を分離し、火災の拡大を防ぎます。これにより、建物の構造や人命の被害を最小限に抑えることができます。

ダンパーの設置場所

ダンパーの設置場所

ダンパーの設置場所には、さまざまな場所があります。一般的に、ダンパーは煙突やダクトに設置されます。煙突の場合、ダンパーは煙を制御し、火災の発生を防ぐ役割を担っています。また、ダクトの場合、ダンパーは空気の流れを調節し、室内の温度や湿度を管理するのに役立てられます。さらに、ダンパーは排気システムや換気システムにも設置され、有害なガスや不快な臭いの排出を防止しています。

ダンパーの種類と特徴

ダンパーの種類と特徴

-ダンパーの種類と特徴-

ダンパーにはさまざまな種類があり、用途や目的によって異なります。

– -吸気ダンパー- 空気を建物に取り込むために使用され、暖房や換気に使用されます。
– -排気ダンパー- 建物から空気を排出するために使用され、換気や煙の除去に使用されます。
– -複動ダンパー- 吸気と排気の両方の制御が可能なダンパーで、換気システムや熱回収システムに使用されます。
– -防火ダンパー- 火災時に建物の特定の区域を仕切り、煙や火の拡散を防ぐために使用されます。
– -排煙ダンパー- 火災発生時に煙を屋外へ排出するために使用され、建物からの安全な避難を確保します。
– -調節ダンパー- 空気の流れを制御するために使用され、暖房や冷却システムのバランス調整に使用されます。

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